今回は観葉植物の飾り方について、解説します。特にインテリア目線でオシャレになる方法を中心に「床置き」「卓上」「ハンギング」の3つのパターンや「オススメのアイテム」について詳しく解説します。
土の表面を見せない
まずは、植物を飾る上でマストアイテムとなるのが、表面の土を隠すアイテムです。植物には土は必要なモノですが、見えているとルックス的にイマイチな場合もあります。
ココヤシファイバー
まずはココヤシファイバーです。これは「ココナッツの果皮から得られる植物繊維」になっています。
・土の上に載せてルックスをよくする
・土の乾燥を防ぐ
・除去も交換も簡単
バークチップ
バークチップとは、「木材を破砕した製造物」を意味します。よく似たモノでウッドチップ問いあわれる物もあります。
ウッドチップ:木を丸ごと粉砕して細かくしたもの
バークチップ:樹皮を剥いでから砕いて加工したもの
どちらもココヤシファイバーと同じように、ルックスをよくしたり土表面の乾燥を防ぐ効果があります。
ハイドロカルチャー
「ハイドロが水、カルチャーが栽培と訳す用語である。いわゆる「土」を使わない“水栽培”のこと」を意味します。
主に「ハイドロボール」と言って、粘土質の水成岩を1200℃以上で焼成して作られた発泡した石が使われることが多く透明なガラス花瓶にで植物を育ててもルックスが良くなります。「ハイドロボール」は中に小さな穴がたくさんありそこに「水、肥料、空気」を貯めることができます。
プランター選びが重要
続いてプランター選びのポイントです。これもホームセンターで販売されているプラスチックの物よりも素材感が感じらえる物を選択することで大きく印象が変わります。
モルタル
まずはモルタル系のプランターです。我が家でも採用していますが、木製のフローリングの上においても異素材ミックスな印象となりとても見栄えします。
モルタルは多少重量があるので、モルタル調のプランターで樹脂系の物もオススメです。
セラミック
続いてセラミック素材です。セラミックとは陶磁器のことを意味します。
形状と質感がさまざまな物が存在しますが、比較的トレンド感を感じられる物も多く存在します。
陶器系
こちらは陶器のプランターになります。「Minsk」というプロダクトで陶器らしい焼きムラを感じることができます。こちらも質感の良いものをECサイトで購入するのがオススメです。
樹脂系(サステナブル)
こちらは粉砕プラスチックを再利用した【POSH LIVING/ポッシュリビング】アーバンプランツポットという製品です。マダラにポップなカラーが入っているのが特徴で人気のある商品となっています。
ポップな物からシンプルなカラーまで様々な物が揃います。
プランターカバー
もしプランターはすでにあって、でもルックスを変えてみたいという方には、「プランターカバーがオススメ」です。
〜ラタンとブラック素材が韓国風〜
価格:9,180円
ブランド:東谷
〜爽やかな水草のバスケット〜
〜ウッド素材でヘリンボーンがカジュアルな雰囲気〜
プランターソーサーも妥協しない
プランターソーサーとは、プランターの下に置くトレーのことを意味します。ここもしっかり見える部分なので妥協せず納得いくモノをセレクトするのがオススメ。
〜モルタル調のプランターソーサー〜
〜ソーサーの裏に車輪がついて移動が簡単〜
価格:4480円
ショップ:AND PLANTS
フェイクグリーンを混ぜて飾る
グリーンを単体で飾るのも良いですが、よりナチュラルな要素を追加したい場合にはプランターをもう一つ配置するのではなく、フェイクグリーンを追加するのもオススメ。
・メンテナンス不要で手軽に取り入れられる
・100円ショップやIKEA・ニトリなど低価格帯でも販売されている
・少し離れるとフェイクだと気づかないクオリティの物も多い
〜床おきの植物のそばに配置〜
〜窓辺にグリーンを配置して彩る〜
〜ディスプレイの一部に取り入れる〜
3つの配置を組みわせる
観葉植物をオシャレに配置するためには、以下の3つの配置場所を意識するのがオススメ。これらをバランスよく配置することが空間全体にグリーンの印象を行き渡らせることができます。
〜床おきでシンボルツリーを作る〜
まずは、床おきで植物を配置するパターンです。こちらは、ある程度高さがある物がオススメです。最低でも80cmや100cm程度の物を配置しましょう。
〜卓上・プランタースタンド〜
次が大人で言うと腰の高さあたりに配置される植物です。高低差を出すという意味で、小柄な植物をこの高さに配置するのがオススメです。
〜ハンギングor高い位置〜
高低差を出して植物を配置するという意味で、卓上よりも高い位置、具体的には視線よりも高い位置に植物を飾るのもオススメです。方法としては、ハンギングや高い位置の棚に植物を飾るのもオススメです。
オシャレな支柱で樹形を整える
「植物の樹形を整える」という意味や植物にアクセサリーをつけるという意味で、「支柱」を配置するのもオススメです。
〜botanopia(ボタノピア)〜
〜ループプラントステーク ミニ (トレリス) by Ivy Muse〜
こちらはプラントソサエティ東京のサポートスタンドです。メルボルンのスタジオでデザインされたプロダクトです。
ハンギングして飾る
続いてハンギングに関するアイディアです。ハンギングは視線より高い位置に植物を飾れるメリットがあります。飾り方のバリエーションを増やしたい方にオススメです。
壁面にハンギングする
まずは、壁面にハンギングするアイテムです。
〜towerシリーズ〜
こちらはウォールハンギンググリーンフックです。石膏ボードにも設置できるのがオススメのポイントです。
価格:1480円
ブランド:山崎実業 (tower)
〜3連のプランタースタンド〜
こちらはノーブランドですがオススメのプロダクトです。3連と4連のタイプがあり小柄なプランターを飾ることができます。
〜Hito Hana(ECサイト)〜
こちらのサイトは、「植物」「プランター」「ハンギングロープ」などがセットになっている商品が多く並びます。価格としても4000円代の物が多くてコストパフォーマンスが良いのもオススメです。
ライティングレールにハンギング
続いてライティングレールにハンギングする方法です。
自宅に既にライティングレールがある方はすぐに取り入れていただけますし、ない方でもシーリングソケットにライティングレールを追加する方法もあるのでオススメです。
〜ライティングレール用フック〜
ライティングレールにフックをプラスする場合にはこちらのような専用の物がオススメです。耐荷重には注意してハンギングするようにしましょう。
エアープランツを取り入れる
エアープランツは、様々な種類がありますが空気中の水分や雨などに依存する植物で、そのため土や根がない植物です。
・土を必要としないので手軽に取り入れられる
・定期的に霧吹きしたり、水につけるだけなのでお手入れが簡単
〜トレーに載せてディスプレイを楽しむ〜
〜陶器やガラスとの相性が良い〜
プランタースタンドで高低差を出す
〜OLIVBLAD オリヴブラード〜
こちらはIKEAのECサイトの商品でシンプルで植物が映えるのでオススメです。価格が2999円からとコスパも優秀。
〜折り畳みプランタースタンド(S01HF)【ニトリ】〜
こちらは、細身のアイアンとパイン材の組み合わせでグリーンとの相性がとても良い商品としてオススメです。2段になっており配置パターンが多くなるのもメリットです。
価格:1999円
サイズ:幅22×奥行22×高さ42.1cm
DRAW A LINEに飾る
こちらは我が家でも愛用しているDRAW A LINEです。「場所を取らず設置できる」ことや「拡張性が高い」ことがオススメのポイントです。
〜ハンギングで飾る〜
DRAW A LINEのオプションパーツにはハンギングできるパーツもあります。
〜テーブルの上に飾る〜
テーブル&トレイのオプションパーツに植物を飾るのもオススメ。意図した高さにプランターを配置できるが良いポイントです。
〜移動式のDRAW A LINEに飾る〜
DRAW A LINEには移動式のタイプもあります。こちらであればプランターを配置した際にも窓辺に配置したり場所を変えて配置したりと、レイアウトを気分転換で変えたりできるのでオススメです。
グリーン関連アイテムを充実させる
8.WATER SPRAY ブラック
こちらはACTUSから発売されている霧吹き。
さすが、ACTUSだなと思えるプロダクトで、「マットブラックの質感」「クラシカルなシェイプ」が特徴的です。
店舗で実物を触った感覚としては、使い心地がとても良かったです。
しっかりした作りをしており耐久性もありそう。
操作部を押し込んだ感覚も適度な抵抗感があり作りの良さを感じました。
サイズ:φ8.5cm x H16cm
素材:ステンレススチール
価格:¥2,970(tax in)
1.無印良品の水差し
こちらは無印良品で購入したステンレス製の水差し。
初めて見て即買いしました。ちなみに、現在では廃盤になっているよう。。是非、このデザインは優秀だと思うので復活していただきたいところです。
シンプルでミニマルなデザインで気に入っています。
おおよそ、1リットルの水は余裕で入るので数箇所の水やりをしたい場合にも重宝しています。
2.ACTUSで購入した霧吹き
続いて、こちらはACTUSで購入して使っている霧吹きです。
クラシカルな見た目と使いやすさに魅力を感じて購入しました。
こちらのプロダクトはスプレーの霧吹きが安定していること。この手の霧吹きは霧が荒かったり、出ずらかったりする物が多いのですが、こちらのプロダクトはとても安定しています。
唯一の欠点はとって部分が外れやすいこと、数年間使っているうちに、丸いとって部分が数回外れてしまいました。その度に接着剤で付け直してなんとか使っています。。
3.無印良品スプレー型 液体栄養剤
こちらもかなりオススメの商品です。観葉植物や多肉植物、エアプランツなど幅広く使用できる液体栄養剤です。アロマオイルも配合しているため、植物の栄養補給をしながら香りも楽しむことができます。
我が家では肥料をあげることができない、エアプランツであったり、ハイドロボールで育てているウチワサボテンへ栄養を与えるために活用しています。
栄養剤を使った後は、ユーカリの香りが部屋に広がってアロマを使ったような効果もあります。
〜まとめ〜
今回は、「家具選び」「家具の配置」について、インテリア目線と使い勝手目線で解説させていただきました。気になるポイントは是非覚えていただいて今後のインテリアコーディネートを楽しんでいただければと思います。