今回は「寝室リノベーション」のためにサンゲツショールームで壁紙選びをしてきました体験談です。住宅インテリアアドバイザーとして活動しているYUKICH NO HOMEとして、壁紙選びが成功したのか?皆さんにご紹介します。
サンゲツショールーム品川
今回は全ての内装をサンゲツで揃えることにしました。イメージしていた壁紙をまずはホームページで探したのですが、近しいものはサンゲツにしかなかったためです。
見本サイズが大きい
サンゲツのショールームにいくメリットは、「実物をチェックできる」だけではなく、大きな見本で確認できることにあります。
〜90cm程度の大きな見本〜
〜床材も大きな見本がある〜
特に「柄物」「ヘリンボーン」などを採用する場合には、大きな見本でその柄の大きさをチェックすることが重要です。
全てのシリーズの壁紙が見れる
サンゲツのショールームには、何度も行っているのですが、全てのシリーズをチェックできるのが魅力です。ホームページでチェックした物意外にも、見本を見ていると新しい物を発見できたりします。
床材と一緒に相性を確認できる
サンゲツのショールームでは、床材も大きな見本でチェックできます。
今回は採用候補の物を並べて、「相性」や「イメージ通りか?」などをチェックしました。
目指したインテリアのテイスト
それでは、今回目指したインテリアのテイストやイメージをお伝えします。
大前提として、今まで「日本にはホワイトベースのインテリアが多すぎる」という思いがあり、今回は、「より柔軟に有彩色を取り入れる」ことを決めていました。
ホテルライクな落ち着いた印象
今回は「ホテルライク」「落ち着いた印象」「グレージュベース」といった、キーワードをテーマにして壁紙を選択しました。
寝室リノベーションなので、特に以下の点を重視しました。
・ナイトシーンで照明演出を楽しめる空間
・フォーマルな印象
・明るくなりすぎない落ち着きのある空間
グレージュ系の石目調をベース
採用したのは、石目調のクロスが部屋の5割ほどを締めています。採用したのは、「サンゲツのFE76669」で少しベージュがかったグレーの石目調です。
明るい節の少ない木目
天井には部屋が暗くなりすぎないように明るめのクロスを採用しました。採用したのは、「サンゲツのTH32614」です。
プレーンなライトブラウン
こちらにはプレーンな印象の木目を採用しました。採用したのは、「サンゲツのTH32624」です。
古材風の床材
こちらは重いものを載せても凹むことない、「重歩行用クッションフロア」を採用。採用したのは、「サンゲツのPM22150」です。少しアクセントをつけたく古材風の明るい物を選択。
無機質なマットホワイト
こちらは、ノーブランドのマット系のクロスを採用しました。
他の壁に質感が印象深いものを配置したので、窓側の壁紙は無機質な物を採用しました。
完成はイメージ通りだったか?
それでは、実際の空間がイメージ通りに仕上がったのか、「本音の感想」をお伝えします。
90%満足いく仕上がりだったが。。
今回の寝室リノベーションの出来に関しては、結論から言うと「大満足しています」
新たな空間での生活は、まるで引越ししたかのような高揚感がありました。「生活のしやすさ」「時間の過ごし方」が大きく変わりました。
その恩恵は、「クロス選び」「照明選び」といった部分の影響が大きかったと感じます。それだけ、壁紙選びというのは空間演出にとって重要なのだと改めて感じました。
色の面積効果が重要
壁紙選びで一番重要と言っても過言ではないのが、「面積効果を意識すること」です。
色は面積が大きくなると見え方が変わることを意識することが重要ですが、、今回の寝室リノベーションでは少し予想外のことも。。
〜石目調の壁紙が暗くなった〜
今回、壁面に石目調の壁紙を採用したのですが、「これが予想外に暗くなった」というのが想定外でした。色の面積効果はもちろん知っていたのですが、「どの程度変わるかを完全にイメージできていなかった」ということです。
他方、この点は予想外でしたが、「これはこれで良い雰囲気」となっとして気に入ってますw
面積効果
〜明るい色〜
明るい色は小さな面積よりも大きな面積のほうが、より明るく、そして鮮やかな見た目になります。
〜暗い色〜
小さな面積に施された暗い色も十分暗いですが、大きな面積になるとさらに暗く低明度な印象を与えています。
つまり、
「明るい色ではワントーン暗い色を採用する」
「暗い色ではワントーン明るい色を採用する」とイメージに近い壁紙を選ぶことができます。
石目調は模様の強度が大切
もう一点、予想外だったのが石目調の強度です。石目調の壁紙には場合には、以下のような2パターンがあります。
〜石目柄がぼやけた淡い印象〜
〜大理石のように石目柄がパキッとした物〜
今回は、前者の「石目柄がぼやけた淡い印象」を選ぶのがイメージしていた物に近づける方法だったと後でわかりました。
照明演出という点では石目調の壁紙は最高
今回は、「大理石のように石目柄がパキッとした物」を選択しました。これの恩恵は照明が当たった際に質感が際立ち雰囲気を演出できる点です。
家具との相性は?
それでは、家具やクローゼットなどとの相性がどうだったか見ていきます。
パイン材のベッド
まずは、パイン材のベッドとの相性。
ベッド部分には腰壁を設置しています。こちらは、「サンゲツのTH32624」を採用しました。プレーンな木質はベッドとの相性も良かったと感じています。
ミディアムブラウンの収納
こちらは、リクシルのヴィータスという収納シリーズの商品です。
少し落ち着いた雰囲気にしたかったので、扉面材はミディアムブラウンにしています。こちらの面は、「マットホワイト」と「石目調の壁紙」が面していますが雰囲気はとても気に入ってます。
〜ホワイトで明度を調整〜
部屋全体として少しトーンが落ちたカラーを採用しているので、「ホワイトを入れることで目線の逃げ場所を作り」、「明るさをキープ」しています。
〜石目調の壁紙とランタンが最高に相性が良い〜
普段はキャビネットの上部に、ART WORK STUDIOのキャラバンランタンを配置しています。
これを灯した時に壁やキャビネットの質感が浮き上がるのが気に入ってます。
アッシュウォールナットとの相性
こちらは、「南海プライウッドのウォールゼットノエル3」です。こちらのウォークインクローゼットは他のメーカーさんにはないデザイン性の高さを感じて採用することにしました。
〜石目調との相性が良い〜
こちらのノエル3は背面の板がオープンのタイプを採用しました。なので、背面のクロスが露出しており、クロスとの組み合わせを楽しむことができます。そう言った点で、「アッシュウォールナット」と「石目調」の組み合わせがとても満足しています。
〜まとめ〜
我が家の寝室りのリノベーションはいかがだったでしょうか?
やっぱりクロス選びは奥が深いのだと改めて感じる体験でした。完成した空間に関しては大満足です!
皆さんの壁紙選びの参考になれば幸いです。