【MOVA E20 Plus】水拭き＆吸引｜コンパクト設計ロボット掃除機

今回は、MOVA（ムーバ）から発売されました「MOVA E20 Plus」についてご紹介します。こちらのロボット掃除機は「水拭き＆吸引」のミドルクラスの掃除機としてオススメな商品になっていました。

MOVA E20 Plusの基本スペック

続いて「MOVA E20 Plus」の基本スペックがこちら。ミドルクラスのロボット掃除機としては十分な内容になっていました。

付属品について

付属品は以下の通り。
・掃除機本体
・ベースステーション
・モップ
・サイドブラシ
・説明書、保証書

MOVA E20 Plusがどんな方に向いているか？

スペックだけでは分からない部分を含めて、「MOVA E20 Plus」がどんな方に向いているのか、使い込んでみた所感をご紹介します。

DREAME（ドリーミー）とは？

今回ご紹介する「MOVA E20 Plus」は、DREAMEというグローバル企業から発売されているプロダクトになります。
DREAMEは、2017年に本社を設立し現在では中国だけではなく、ヨーロッパや北米、オーストラリア、東南アジア、中東をはじめとして様々な国々で販路を広げています。

製品としては、ロボット掃除機だけではなく、水拭き掃除機、ヘアドライヤーなど吸引系のモーターを使う製品を中心にスタイリッシュな商品を発表しています。

E20 Plusの特徴＆魅力

まずは、実際に「MOVA E20 Plus」を使い込んでみて感じた特徴や魅力についてご紹介します。

コストパフォーマンス

「MOVA E20 Plus」の１番の魅力は、コストパフォーマンスだと感じました。定価の59,880円（税込み）は少し高いなと思いましたが、定期的にキャンペーンやセールをやっているようで、その際には3万円台にもなることもあるよう。
「水拭き＆吸引」が可能で使い勝手が良いロボット掃除機としては、かなりコスパが良いと言えるでしょう。

コンパクト設計

ルックスの特徴としては、「コンパクト設計」です。本体は直径約32cm。特にベースステーションの高さが27cmとA4サイズの高さと同程度になっています。ハイスペックなロボット掃除機は大きくなりがちですが、「MOVA E20 Plus」コンパクト設計なのは「場所を取らない」「景観を損なわない」という意味で良い点だと感じました。

インテリアを邪魔しないシンプルなデザイン

「MOVA E20 Plus」はホワイトを中心として配色で、無彩色であることはインテリアに馴染みやすく、ルックス面でも評価できます。

大容量なベースステーション

ベースステーションは容量4Lの密閉バックに自動的にゴミが排出される設計になっています。この容量や約９０日間にわたってゴミパックを交換しなくて良いというメリットがあります。

空間認識とマッピング

「MOVA E20 Plus」には本体上部にレーザー距離センサーが搭載されています。
正確な位置情報の把握であったり、マッピングの精度や速度が素晴らしかったです。
また、「進行方向にある障害物を回避する能力」に関しても他のロボット掃除機のハイスペックモデルと肩を並べるレベルだと感じました。

5000pa

吸引力は5000paとなっています。他のメーカーのハイスペックモデルでは、10000paを超えるレベルの製品もあるのでその点どうなのかなと思ったのですが、「MOVA E20 Plus」の吸引力もバッチリだと感じました。

毛が絡まない回転ブラシ

「MOVA E20 Plus」の回転ブラシはこちらのような「V字構造」となっています。
これはゴミを効率的に上手く、掻き出し、吸引する設計になっています。また、ブラシとラバーが交互に並ぶ設計になっており、「毛が絡みにくい」のも良い点だと感じました。

2-in-1掃除機とモップ

「MOVA E20 Plus」は、本体に「245mlの水タンク＆モップ」が配置されています。
これは、固定式のモップなのであくまで簡易的な水拭きができる程度といった印象でした。吸引清掃のついでに、モップ掛けも簡単に行いたい方にはオススメかと思います。

使い勝手の良いアプリ

MOVAシリーズのアプリでは基本的に以下の設定などが可能です。アプリのインターフェイスもシンプルで操作性も良くてこれはかなり好印象でした。
・スケジューリング
・マッピング管理（バーチャルウォール設定etc）
・清掃ログ確認
・吸引＆水拭きの切り替えや水量調整
・部品交換頻度の管理

購入前に知っておきたいポイント

それでは、最後に実際に「MOVA E20 Plus」を使ってみて感じた購入前に知っておきたい内容についてご紹介します。

障害物感知能力は？

まず、本体の障害物感知能力についてです。
ロボット掃除機で特に心配なのが、「コード類を回避できるか？」ということでしょう。コードが本体に絡まって立ち往生ということは、我が家では今まで何度もありました。。

「MOVA E20 Plus」のついても、コードの回避能力は完璧ではありませんでした。なので、清掃の際にはこの点は注意が必要です。

水拭きタンクの容量

「MOVA E20 Plus」の水拭き用のタンク容量は245mlです。これは、水量をマックスで清掃した場合には、20畳のLDKで約半分、水が減りました。
なので給水の頻度がある程度高いということも考慮しておく必要があります。

騒音レベルは？

騒音レベルは、掃除機の近くで約60db程度です。これは、他のメーカーのロボット掃除機と同程度で、「車の車内の騒音レベル」に該当します。
清掃中は静かではないですが、これはロボット掃除機の宿命なのかなと思います。

段差の乗り越える能力は？

「MOVA E20 Plus」は、公式では18mmまでの段差を乗り越える仕様になっています。我が家では10mm程度のラグの下にマットを敷いているので20mm前後の高さのラグになっていますが、それも頑張って乗り越えてくれていました。

ゴミパックの交換のしやすさは？

「MOVA E20 Plus」の本体には上部に蓋がついています。これは蓋を丸ごと外す形になっていました。これは蓋を何処かに置かないといけないので少し不便。。
また、ゴミパックの袋を引っ張り出すと口が閉まる仕様ではないので、埃などが拡散しないように注意が必要でした。

まとめ

「MOVA E20 Plus」はいかがでしたでしょうか？
今まで数々のロボット掃除機を見てきましたが、「動作の安定性」「アプリの操作性」からするとかなりコストパフォーマンスが高いロボット掃除機だと感じました。