
今回はSwitchBotから発売されている「フロアライト」「テープライト3」「スマート電球 E26」について、活用術やスペックについてご紹介します。スマート照明がある生活とはどんなメリットがあるのか、我が家での活用事例と一緒にご紹介します。
今回、SwitchBotの各種アイテムを使ってみましたが、インテリ目線でもメリットが大きいなと感じました。
SwitchBotとは?

SwitchBotとは、「スマート家電」と言われるジャンルの製品である、
・スマート照明
・お掃除ロボット
といった製品の他に、家電や照明をネットワークで繋ぐための様々な機器を開発しているブランドです。
「帰宅前にエアコンをつける」「人感センサーで照明をつける」「朝自動でカーテンを開く」など、生活の一手間を省いてくれる様々なアイテムを提供しており、アイディア次第ではかなり生活が便利になると言えます。今回はスマート照明のカテゴリーから3製品を中心に「生活を便利にするアイディア」を共有します。
スマート照明のスペック
それでは、今回メーカーさんからご提供いただいた製品の紹介からしていきます。
今回の各種照明は、SwitchBotハブやアレクサなどと組み合わせることで、基本的に「スマホ」「音声」「物理スイッチ」などから操作を行うことができます。
SwitchBot フロアライト

〜RGB、電球色、昼光の3種類の光〜
SwitchBot フロアライトは、3種類の光に対応。特にインテリア目線では、「電球色の再現性」や「昼光の万能系の色表現」が使いやすいポイントでした。


〜縦置き&横置き〜
SwitchBot フロアライトは縦に配置したり、バーライトのように横に配置することもできます。縦置きの時にはスタンドを使って、横置きの時には専用のブラケットを使用します。幅広い配置方法に対応しているのが魅力です。

〜Matter対応〜
SwitchBot フロアライトは、Matter対応しておりApple Home、Siri、Google Home、Amazon アレクサなどのサードパーティーサービスから直接操作可能です。Matter対応については、後ほど詳しくご紹介します。
価格:8,480円
サイズ:高さ135cm/台座直径20cm
SwitchBot テープライト3

〜どこにでも照明をプラス〜
SwitchBot テープライト3の固定方法は、両面テープであったり専用の固定パーツを使用します。3M両面テープを使用しているので固定力もかなり強いです。
〜RGB、電球色、昼光の3種類の光〜
SwitchBot テープライト3も、3種類の光に対応。特にインテリア目線では、「電球色の再現性」や「昼光の万能系の色表現」が使いやすいポイントでした。

〜カット幅125mm〜
カットできる場所には、「ハサミマーク」があり、場所が分かりやすく失敗しにくいです。125mm単位でカットができるので、細かく長さを調整できるのもいろんな場所に設置ができるポイント。

〜カット後の残りは再利用不可〜
ちなみに、今回は5mのテープライトの内利用したのが、180cm程度。残りの切れ端は再利用不可らしいので、その点は購入の際に注意が必要そうです。
〜電源コード&スイッチ〜
ちなみに、SwitchBot フロアライトとSwitchBot テープライト3の両方の製品に言えるのですが、「コントローラー(1m)」「アダプター(1.5m)」が付属されています。合計で2.5mのコードなので、コンセントまでの位置であったり、配線を隠す工夫が必要だったりもします。

価格:5,980円
サイズ:5m/テープ幅12mm/カット幅125mm
SwitchBot スマート電球 E26

〜ホワイト&カラー〜
こちらの電球も様々なカラーに光を調整できます。アプリを開くと「カラー」と「ホワイト」という2種類のカテゴリーがあります。カラーでは原色系の色で調整ができ、ホワイトではよくあるLED電球に近い「電球色、温白色、白色、昼白色、昼光色」などに調整することができます。
〜800ルーメンという光量〜
空間に必要な光量は、昼間活動する時間帯には400lm/1畳と言われています。今回のSwitchBot スマート電球 E26の光量は、800lmとなっており電球では60Wに相当します。例えばダイニングテーブルで使用したり、間接照明として使うにはちょうど良いですが、部屋全体を照らしたい場合には必要な照明の数に注意が必要です。

〜様々な条件で点灯できる〜
これは他の照明についても言えますが、SwitchBotならでわの良さとしては、様々な条件で照明のON・OFFや色温度を指定することができます。後ほどどのような条件で実行が可能なのかご紹介します!

価格:1,980円
サイズ:60×60×116mm
光量:800ルーメン
SwitchBot ハブミニ 木目調

〜木目調のデザイン〜
今までのSwitchBotといえば、ホワイトのデザインが主流でしたが、今回は木目調のデザインとなっています。ナチュラル系の木目調のカラーなので、我が家のようなナチュラルモダンを基調としているインテリアの中では、どんな場所においてもインテリア馴染みが良いと感じました。
〜10万以上の赤外線リモコンに対応〜
SwitchBot ハブミニ 木目調は、赤外線リモコンとして使うこともでき、「自動で学習」「手動で学習」の2パターンからリモコンを登録することができます。10万以上のリモコンがラインナップされているので、メジャーな家電メーカーであれば、ほとんど困ることはないでしょう。
学習方法としては、
ハブミニにリモコンをかざしてボタン操作をして自動検出させたり、
品番から検索することができます。

〜シーン操作がより便利になる〜
今回初めて知ったのですが、シーン操作を物理ボタンの「リモートボタン」で操作しようとなった場合には、ハブが必要なようです。なので、複数のデバイスを同時に操作をする場合には、ハブはマストなアイテムになってきます。
価格:6,480円
サイズ:65 x 65 x 20 mm
重量:36g
SwitchBot リモートボタン

〜様々な使い方ができるデザイン〜
見た目としては、壁に取り付けるスイッチといったデザインですが、「取り外したり」「ストラップをつけたり」と固定して使わない方法も取れます。
デザインとしても、既存の壁面スイッチと並べても違和感がないのが好印象でした。

〜2つのボタンに様々な機能割り当て〜
スイッチは片方が凹んでいて、2箇所のボタンにこちなる機能を割り当てることができます。
EX)照明のON
EX)照明のON/OFFの切り替え
EX)シーン設定した状態に複数デバイスを設定する(ハブミニが必要)
価格:2,480円
サイズ:37.1×43.1×13.4mm
重量:17.7g (電池含む)
我が家でのSwitchBot活用術
それでは、我が家で今回手に入れた、「ハブミニ」や「スマート照明」をどのように活用したのかご紹介させていただきます。
フロアライトの活用術
まずはフロアライトです。こちらは、インテリア目線でも間接照明を増やしたいという方にオススメです。今回は縦置きのみで活用していますが、横向きにも対応したフレキシブルな製品となっています。
組み立て式
フロアライトは組み立て式になっており、細かなパーツに分かれていてコンパクトなパッケージになっています。5分程度で組み立てられたのでとても簡単だったのが好印象でした。

デザイン性
高さが135cmあるので、想像以上に高さを感じました。しっかりしたサイズ感なのが安っぽさがないので好印象だったといえます。
光は約100°に広がり、例えば壁や物に光を当てて、光を拡散するような照明としても活躍します。
また、組み立て式ではありますが連結部分が目立たないので、まるで完成品のような印象があります。

設置場所1
我が家の活用事例の一つ目として、玄関に配置をしました。玄関のディスプレイの横、壁際に配置することで壁に当たった光が優しく空間を照らします。ディスプレイにも光が溢れてくるのも狙っての配置です。

設置場所2
もう1箇所にも設置して、照明を楽しんでみたのですが、それがダイニングに配置しているウンベラータの背後です。植物の後ろにバーライトを配置することで、植物の樹形がより際立つ効果があります。この配置でも、空間全体を見た時に光源が分散して良い雰囲気になっています。

使用方法
2箇所の設置場所の両方で、今回は時間で点灯/消灯を切り替える方式を取りました。我が家では、元々中庭の照明を時間制御していることもあり、これがかなり便利で気に入っています。
今回の照明も日没時に点灯して、就寝後に消灯するような時間設定をしました。
SwitchBotアプリで制御するのですが、「日の入り、日の出時間」をトリガーに設定できるのは、照明器具を制御する上ではかなり便利です。
これらは、オートメーション機能を使って制御をしているのですが、「いつ」、「デバイスの状態」、「場所」、「天候」などの様々な条件をトリガーとして機器を操作することができます。
ハブミニ木目調(Matter対応)の活用術
今回はハブミニも一緒に活用させていただきました。こちらは、新しく2025年6月30日に発売された製品で従来製品からの進化点がいくつかあります。
前作からの進化点
こちらが、従来製品からの主な変更点です。
・マター対応
・温度湿度
・USB-C
・アダプター


どんな生活シーンでの活用するのか?
今回は、我が家ではリビングで使っている赤外線リモコンであるいくつかの製品を学習させて活用してみました。もっとも便利だと感じているのが、エアコンのリモコンの代用です。
暑さが続く中、外出中にエアコンの操作ができることで家に着く頃には快適な気温になっています。エアコンのデフォルト機能のタイマーだけでは、実現しないようなことができます。
その他の一般的な使用方法
・温度センサーと連携して、一定温度になると冷房を起動
・家の近くに来たらエアコンを起動
・起床時間の直前に、「エアコン、照明、扇風機」など部屋の家電を一括起動
・就寝時間に合わせて部屋の照明を一括でOFF

このように一度に複数の家電を制御しようと考えた時には、ハブはマストなアイテムになります。
設置場所
ハブミニは部屋の中でも見通しの良い場所に設置して、赤外線リモコンが届きにやすい設置方法が推奨されています。
今回は我が家で、「カップボード」「テレビボード」など複数の場所に置いてみましたが、木目調のデザインはインテリア馴染みがとても良いと感じました。
テープライト3の活用術
続いてテープライト3です。こちらはフレキシブルにカットでき、どんな場所にも固定しやすいので、間接照明を増設したい方にはとてもオススメなアイテムです。
使用方法
今回は、リビングエリアのテレビボード下に間接照明として配置してみました。
リモートボタンと組み合わせることによって、テレビ周りの照明を一度に点灯/消灯を切り替えられるようにする予定です。

設置場所
テープライトは5mありかなり長い範囲までカバーすることができます。しかもテープライトなのでフレキシブルに変形してくれるので、ベッド下やコーナーがある箇所に設置する場合にも対応してくれます。
両面テープは3M社の物でかなり固定力のある物になっていました。今回テレビボードの底面に取り付けましたが、外れることはなさそうです。

どんな生活シーンでの活用するのか?
今回は、夜間の間接照明としてテープライトを活用しました。
特に電球色の再現性が優秀で、光自体のルックス的なクオリティにも満足しています。今回のように間接照明をテレビ周りに配置することで、
・モニターライトのような働きをして目に優しくなる効果
・空間が広く感じられる効果
などのメリットがあります。

スマート電球 E26活用術
続いてスマート電球です。実は他のブランドの製品を使ったことがあるので、そういった経験も含めてご紹介したいと思います。
設置場所1
一つ目の設置場所は、テレビ横のDRAW A LINEの照明に取り付けました。以前からここの照明はあまり点灯することが少なく、理由としては「物理ボタンが面倒だった」からです。
今回は、リモートボタンと組み合わせて使う予定で、他の壁スイッチと同じ場所で操作ができることを狙って配置しました。

設置場所2
二つ目の設置場所は、ダイニングのペンダントライトです。食卓を照らすペンダントライトの照明で調光直色ができるのはかなり便利です。

どんな生活シーンでの活用するのか?
〜設置場所1〜
まずは、テレビ周りの照明は、間接照明として使うのでナイトシーンの雰囲気作りのために配置しました。照明の色温度も電球色として、少し光量を落とした状態で使っていきます。

リモートボタン活用術
続いて、今回のSwitchBotの中でも一番のポイントと言って良いリモートボタンをご紹介します。
設置場所
リモートボタンは今回2つご提供いただきました。
それぞれ以下のように照明を操作する予定です。
リモートボタン1:テレビボード下テープライト、DRAW A LINEのスマート電球
リモートボタン2:ダイニングペンダントライトのスマート電球

ボタンの割り当て

リモートボタンの良いところは、ボタンに割り当てられる機能やシーンが多いことです。
リモートボタン1:
一つ目のボタンにはシーンを割り当てました。
全てON⇨スマート電球×2・テープライト
全てOFF⇨スマート電球×2・テープライト
リモートボタン2:
2つ目のボタンには、シンプルに照明の操作を割り当てました。ここはボタンごとに利用シーンに合わせた照明の色温度を割り当てても良いかなと将来的に考えています。
全てON⇨スマート電球×1
全てOFF⇨スマート電球×1
SwitchBot導入で感じたメリット
今回、いろいろなアイテムを追加して感じたメリットは以下の通りです。
・複数照明を一つのボタンで操作ができて便利
・タイマー設定して照明を操作できるので常夜灯のような使い方もできる
・エアコンの操作を外出先から行えて快適
Matter対応が凄い

Matterとは、スマートホーム系のデバイスを提供している各社の共通企画で、アイフォんでいうと、「HOMEアプリ」からSwitchBotのアイテムを操作することができるようになります。
しかしこれにはいくつか条件があり、以下のような内容になっています。とても便利なのですが、我が家にはホームハブに該当する製品がなく利用することができませんでした。
・ホームハブ(HomePod mini、Apple TV、iPadなど)
・ハブミニなどMatter対応のSwitchBotハブ
しかし、今後スマート家電を追加していく予定の方は、Matter対応の製品を揃えていくことによってブランドが異なる製品も同じプラットフォームで操作できるのでオススメです。
まとめ
今回はSwitchBotの照明やハブを活用して、自宅の間接照明の改造をしてみました。是非、気になる製品がある方は公式サイトからチェックしてみてください。また、以下のYoutube動画でも実際の照明をご紹介しています。
