
今回はadget Alternative(アジェット オルタナティブ)を紹介します。スペックとしては、「タッチ操作」「4時間バッテリー駆動」「Android OS搭載」と新たなコンセプトの大型タブレット。特に自宅でテレビの置き場所に困っていたという方にはかなりピッタリな製品です。

adgetとは?
Adget(アジェット)は、日本発のガジェットブランドで、コンパクトなプロジェクター「Adget Pocket Projector」などを販売しています。
【Adget Pocket Projectorの特徴】
・スマートフォンとの連携や画面キャスト機能により、手軽にコンテンツを操作
・425gと軽量で、ポケットやハンドバッグに収納
・マグネット式のスタンドで天井投影が可能
・大容量バッテリー(4500mAh)を搭載しており、屋外でも使用できる
・32GBの内部ストレージに動画や写真を保存できる
・3W×2のスピーカーを搭載しており、Bluetoothポータブルスピーカーとしても使用できる
・Android 9.0のOS内蔵で、YouTube、Disney+、Netflixなどのアプリを利用できる

基本スペック

今回のAdget Alternativeは、adget(アジェット)がたがける大型のタブレットです。一見するとスタンド型のテレビですが、テレビ以上に可能性を秘めた物になっています。
Adget Alternativeは、Android OSが搭載されているため「アプリ」を活用することで、様々なコンテンツを楽しんだり、地上波を視聴したりできます。

●商品名:Adget Alternative
●製品サイズ:
Max: 731×426×1332+10mm
Min : 731×426×1142mm
●スクリーンサイズ:32インチ
●アスペクト比:16:9
●重量:19.2kg
●スピーカー構成:3W × 2
●解像度:4K
●RAM:8GB・ROM:128GB
●バッテリー:連続稼働時間(250分)、充電まで190分
入力端子の種類
スマホとのミラーリング
リモコンは無しのタッチパネル
Adget Alternativeは、大型のタブレットなので基本的にタッチパネル操作をすることになります。
この感覚もかなり新鮮でした。32インチの大型タブレットは未来感があり操作しているだけでも楽しいです。

他方、今回はレビュー特典のリモコンをお送りいただけました。リモコンがあるとまた別のデバイスを操作している感覚になります。「まるでテレビを操作している感覚」に近くなりました。

adget Alternativeはどんな人にオススメ
それでは、adget Alternativeを使い込んでみて感じた「どんな人に向いている製品」なのかご紹介していきます。
移動式のテレビが欲しい

まずは、今回の製品を見た時に「移動式のテレビ?」と思った方も多いのでは?
今回のadget Alternativeではアプリを活用して以下のような方法でテレビを視聴することができます。
底面にキャスターが5つ付いているので、移動はとてもスムーズに力がなくてもできるなと感じました。

レコーダーと連携
例えば、我が家では東芝のディーガを使っています。チューナー内蔵のレコーダーがある場合にはメーカー公式のアプリをadget Alternativeへダウンロードすることで、以下が可能となります。
・地上波の視聴
・録画番組の視聴

DIXIM PLAYを活用する
また、メーカー公式のアプリが今回のadget Alternativeに対応していない場合には、DIXIM PLAYをを使うことによって、自宅にあるテレビ・レコーダーと連携して以下が可能となります。
・地上波の視聴
・録画番組の視聴

移動式の大型タブレットでコンテンツ消費したい
・YouTube視聴
・サブスク鑑賞
これらを大画面で視聴したいけで、テレビを置く場所がなくて困っていた。という方には今回のadget Alternativeはオススメです。移動式で電源がなくても4時間以上視聴できるので、大画面でどこでもコンテンツ消費が楽しめます。

大画面の縦型モニターが欲しい
今回のadget Alternativeは角度調整ができるので、大画面で縦型のInstagramリールやyoutubeショート動画を楽しめます。
この体験は今までのデバイスでは実現しなかった新たな視聴体験だと感じました。

タッチパネル操作でコンテンツ消費したい
今回のadget Alternativeはタッチパネル操作を前提としたデバイスです。
タッチパネルの操作は大きくてもipadの11インチ程度が今まで常識でした。他方、adget Alternativeは32インチです。
個人的にはこれ以上大きいとタッチパネル操作で大きく手を動かすのに疲れしまいそうなので、適度なサイズ感だと感じました。
これだけ大きな画面をタッチ操作していること自体が未来感を感じてワクワクするような製品になっていました。

ビジネス用途でモニターをプレゼンに使いたい
今回のadget Alternativeは、デスクの近くに配置すると複数人で視聴するのに十分な大きさです。なので、ビジネスシーンで以下のような使い方が期待できると感じました。
〜大画面でプレゼンテーションする〜

〜オンライン会議を大きな画面で行う〜

インテリア目線での評価
adget Alternativeは、デザイン性の高さも評価すべき製品だと感じました。
ミニマルでスタイリッシュなデザイン
adget Alternativeは円形の土台にモニターがのる、シンプルなデザインとなっています。カラーはマット感のあるシルバーでミニマルなデザインなのが好印象です。
場所を取らないスタイリッシュなデザインが、どんなインテリアにも馴染んでいくと感じました。

背面から見た時もスッキリ
adget Alternativeは背面から見てもスタイリッシュです。
本体の有孔部分もシンプルでスタイリッシュで、背面が見えた場合にも印象が変わらないデザインだといえます。
部屋の中央に配置しても支障ないデザインだと感じました。

配線計画は入念に!
本体はバッテリー内蔵ですが、給電しながら使いたいという方も多いのでは?
その場合には土台部分に端子があります。コードはある程度長さがありますが、ACアダプターがあったりするので配線をどのように配置していくのかは注意が必要です。
・できれば動線と干渉しない位置に配線を置く
・配線モールを活用する

adget Alternativeの特徴
adget Alternativeの魅力や特徴について、実際に使用してみて感じた部分をご紹介します。
タッチパネル操作の操作性
タッチパネルの操作性は、さすがアンドロイド系のタブレットだけあって安定感抜群でした。この点はスマホと同じ感覚で操作ができると言って良いでしょう。
移動は大変か?
移動はとても簡単です。キャスターが5つ付いていることにより、どの方向にも自由に力を使わずに移動することができました。
実際に何時間視聴できるのか?
実際に使用しまししたが、スペックのとおりおおよそ4時間程度は視聴することができました。これは、音量・画面輝度などで大きく変わってくる部分かもしれません。
電源の入れ方、起動速度
電源に関しては背面ボタンを押すことによって起動します。タブレットなので基本はスリープモードにしておくかと思いますが、この場合には、ほぼ0秒で起動させることができました。
高さ調整のやり方
モニターの下の部分の高さで、50〜70cmで高さ調整が可能。調整方法は中央の支柱部分にダンパーが入っているので上下に軽く持ち上げたり降ろしたりして調整します。これに関してはどの位置でも安定して止まってくれる作りの良さを感じました。
配置の自由度が高い
adget Alternativeは、どこにでも配置できるスクリーンとして活躍してくれます。
〜壁にピッタリ近づけたパターンの配置〜
壁から約20cm程度で設置することができます。本体は壁から10cm程度離れた状態で設置
〜部屋の中央に配置〜
薄型の設計のため例えばスクリーンの背後が動線だった場合にも設置しやすいというメリットを感じました。
アプリの豊富さがさすがAndroid OS
今回のadget Alternativeは、Android OSが搭載されているのでアプリストアから膨大なアプリをダウンロードすることができます。なので、アプリのラインナップで困ることはほとんどないでしょう。
他方、この画面サイズに対応していないアプリもたくさんあるので、物によっては画面が大きいことで操作性がイマイチだと思いこともあるかもしれません。
4Kモニターの高精細な部分
Jadget Alternativeのスクリーンは、グレー色をした少しざらつき感のある質感をしています。
これによってホワイトのスクリーンよりも「より鮮やかに」「ブラックはより締まって」カラーを表現しています。

夜間は申し分ないクオリティでしたが、昼間投影した場合には正面からはすごく綺麗だが、日中は角度がつくと少しぼやけている印象があった。これはおそらくプロジェクター自体の能力に依存する点かと思われます。
購入前の留意点
配線の長さ
配線の長さは底面のアダプターに配線を接続して3m程度ありました。中間部にACアダプターもあるので「配線処理」「配線の延長」など工夫が必要な場合もあるでしょう。
我が家ではスツールの裏に配線を隠したりなどしてみました。目隠しになる家具・アートなどがあると良いかもしれません。

内蔵ストレージ128GB
Jadget Alternativeの内部ストレージは128GBとなっています。
アプリをインストールするには困りませんが、映像をストックしたいなどの希望があればストレージが心配になる方もいるかもしれません。その場合にはUSB接続で外部のHDDを接続してストレージを増やすのも良いでしょう。
サイズが32インチ
今回の、Jadget Alternativeはスクリーンサイズが52インチになっています。プロジェクターの投影面としては比較的コンパクトだと言えるでしょう。
例えば、
「部屋が広くないので小さな画面領域でも大丈夫」
「テレビライクな使い方がしたい」といった方にはちょうど良い画面サイズかもしれません。

転倒防止
本体は細いフレームスタンドの上に約10kgのモニターが乗っています。なので、比較的重心が上の方にあると言えるでしょう。壁に近い位置で設置する場合には「転倒防止」として、壁と紐などで固定すると安心かもしれません。
部屋の中央に配置する場合にも周囲の状況をよくチェックしておくことをオススメします。
まとめ
Jadget Alternativeはいかがだったでしょうか?
新しいコンセプツの大型タブレットで、近未来感を感じるアイテムになっていました。我が家では主に食卓で地上波を見るのに使っていますが、さまざまな用途に対応できるアイテムとなっていました。
