【Dangbei N2】Netflix対応プロジェクター

今回はコンパクトでスタイリッシュなプロジェクター、【Dangbei N2(ダンベイ エヌツー)】をご紹介します。「Netflix対応」「400ISOルーメン」「フルHD&LCD光源」「合計12W出力スピーカー」と機能とコスパの良いプロジェクターになっていました。

Dangbei N2は買いか?

結論は「機能全部盛りの非レーザープロジェクターとしては買い」
実際に使用してみて感じたことは、Dangbei N2はLCD方式(透過型液晶プロジェクター方式)であり「レーザーに拘らずLED光源」で良いと考えている方だとかなりオススメの選択肢です。
 ・インテリアに馴染むスタイリッシュデザイン性
 ・OS搭載のプロジェクター
 ・優秀なスピーカー
 ・コンパクト設計が最高

詳細は以下で解説します。

Dangbei (ダンベイ)は?

Hangzhou Dangbei Network Technology Co., Ltd(以下、Dangbei)は、大画面向けのホームエンターテイメントサービスプロバイダーです。 2013年に中国浙江省杭州市で設立しました。2016年以降には大画面向けOSを開発し、 SONY、Samsung、LGなどの著名なグローバル企業に供給しています。2018年からスマートプロジェクターを開発・販売しています。 そして現在、Dangbei は中国のトップ3に入るプロジェクターブランドとしての地位を確立しています。

Dangbei N2の基本スペック

こちらが、Dangbei N2の基本スペックです。特に注目な点が、以下のポイントです。実際にし異様して感じた実力は後述でご説明します。

方式:LCD
光量:400 ISO Lumens
解像度:1080P
オートフォーカス:○
自動台形補正:○
OS:LINUX
本体騒音:26dB未満
スピーカー:6W×2(Dolby Audio)
端子:USB 2.0 × 2, HDMI × 1, 3.5mm Audio × 1
サイズ:197× 130 × 207mm
重量:2.18kg
価格: 65,800円

ちなみに、よく「ANSIルーメン」「ISOルーメン」という言葉を耳にしますが。どちらも国際規格になります。
ANSIルーメン:壁(スクリーン)に投影された映像を6分割したものの平均値の明るさ(光り)
※アメリカ国家規格協会
ISOルーメン:ANSIルーメンをより厳格ににした規格(一般的な評価)
※国際標準化機構

ライバルとの比較

今回のプロジェクターのライバルとしては、「Anker Nebula Cosmos」「XGIMI MoGo 2 Pro」などが連想されます。
「輝度」「スピーカー」「バッテリー」にそれぞれ違いがあり、そこが比較対象になるかもしれません。

商品名:Anker Nebula Cosmos
光量:810 ANSI Lumens
OS:Android TV 9.0
スピーカー:10W x 2 (20W)
価格:89,990円

商品名:XGIMI MoGo 2 Pro
光量:400 ISO Lumens
OS:Android TV™ 11.0
スピーカー:8W x 2 (16W)
価格:80,200円


特に「XGIMI MoGo 2 Pro」とは、スペックが近しいです。ちなみに、我が家のYABER T2は、450ANSIルーメンですが、そちらとも映像を比較してみました。
画質・色ノリ・輝度はほぼ互角といった印象でした。

設置方法は?

Dangbei N2には本体の底面に角度を調整するための機構があります。しかし、これはざっくり角度を調整できるだけで、微調整ができないので使いにくいかなと感じました。
今回は別売りのスタンドをご提供いただきましたので、こちらを使用しましたがこれであれば、チルト方向に角度を自在に変えられて便利だと感じました。他方、価格が10,800円なので少し出費が増える点は残念なポイント。

〜本体を自由自在に角度調整できる〜
こちらのように角度調整を細かくでき、「天井投影」をすることもできます。

〜三脚や天井固定も可能〜

本体のルックス

本体は高級感のあるブラック&グレーで構成されています。質感としては、少しマットな印象で安っぽさがない印象。無彩色で構成されているので、どんなインテリアにも馴染むルックスになっています。

〜ボタン操作は?〜
本体には上部に電源ボタンがついているシンプルな作りになっています。画像や音声の調整はリモコンで行う形になります。

〜端子の種類は?〜
端子は、「HDMI」が1口、「USB」が2口の映像入力端子です。音声の出力は、3.5mmイヤホンジャックと必要最低限な端子類は揃っています。OS搭載のプロジェクターなので端子類は、十分と言えるでしょう。

〜角度調整の機構〜
底面にはキックスタンドが配置されていますが、これは段階的に角度を調整することはできないので、その点ではなかなか使わなくなりそうな部分かと思いました。

Dangbei N2の魅力

ここからは、実際にDangbei N2を使ってみて感じた魅力をご紹介します。

投影面を直感的に変えられるスタンド

Dangbei N2のルックス面での特徴は、角度調整が可能な専用スタンドにあります。
・専用のスタンドで景観を損なわない
・スタンドは安定感があるコンパクトな形状

高級感のあるモダンなルックス

Dangbei N2のデザインの特徴は、高級感のあるモダンなルックスであること。
〜ブラック&グレーの落ちついた〜

〜使わない時にもインテリアに馴染む〜
Dangbei N2は使用しないときにデスクやチェストの上に配置しても景観を損なわない良さがあります。

リモコンの操作性は?

リモコンの操作性は俊敏な印象です。この辺りの部分でストレスに感じる部分はなかったです。独自OSとはいえかなりレスポンスの良さを感じました。
ボタン操作のレスポンスも良いですし、長押しした時のスクロール速度も機敏でした。

ハイスペックなのに10万円以内

様々なプロジェクターをレビューしてきましたが、スペック上はDangbei N2は弱点がないプロジェクターだと感じました。なのに、価格が¥65,800で10万円以下ということでスペックからするコストパフォーマンスはかなり高いと感じます。しかも、Amazonで不適でセールをやっている時期もあります。

気になる機能を紹介

続いて消してみて、購入前に把握しておくべきポイントをご紹介します。

画面の拡大・縮小は?

画面の縮小はかなり細かく調整ができる点はGood。再度、起動した時にも設定が引き継がれるようで、据え置きでプロジェクターを使いたい方にもオススメなポイントです。。

起動の速さは?

起動の速さを計測したところ、約17秒程度でした。これは他のプロジェクターが45秒程度の物が多いのでかなり早いと言えるでしょう。プロジェクターの使用に慣れていない方にもストレスだと感じない速さだと感じました。

リアルタイム映像補正ではない。。

Dangbei N2、基本スペックが高く「オートフォーカス」「自動台形補正」の機能がついています。他方、これは起動時に自動で調整してくれる使用になっていました。
・起動後に画面の角度調整した場合には台形補正の設定をする必要がある

独自OSが優秀

Dangbei N2の独自OSが優秀だと感じました。
基本的なサブスクやSNS、「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」「ディズニープラス」などは対応しています。他方、「DiXiM Play」など地上波を見るようなアプリには対応していないようです。

投影方法の保存は?

投影方法には、「正面」「天井吊り下げ」など一通り揃っています。これらの設定は一旦電源を切っても引き継がれる仕様になっていました。

スピカー出力は?

Dangbei N2には、6wのスピーカーが2個搭載されています。今まで様々なプロジェクターを使ってきましたが、「音質にこだわりたい場合には外部スピーカー」と結論づけていました。
今回のDangbei N2については、プロジェクターの近くで視聴する場合には十分な「音量」「音質」「音圧」だと感じました。正直、今まで使ってきたプロジェクターの中では群を抜いて音質が抜群に良かったです。

これは、Dolby Audioという世界的に有名なアメリカの音響機器ブランドのクオリティの高さを感じました。

他方、広い部屋(例えば、我が家の20畳のLDK)や屋外で使いたい場合には、外部スピーカーを使わないと「音量が足りない」と言うことを感じるかなといった印象です。

操作性抜群のリモコン

リモコンはBluetoothで本体と接続するので、方向を気にしなくて良いというメリットを感じました。また、本体には「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」へダイレクトにアクセスできるボタンが配置されており個人的には完璧な仕様になっていると感じました。

昼間でも使えるプロジェクターか?

JMGO PicoFlixは、「条件付きで昼間使えるプロジェクター」といった印象です。
カーテンを閉めてある程度暗い部屋であれば、昼間でも十分使えるといった感想です。

レーザープロジェクターではないが画質は?

最後に、レーザープロジェクターとの比較をしてみました。これは、比較すべきではないと言う方もいるかもしれませんが、どの程度の違いがあるのかを体感したくて比較をしてみました。

結果としては、「比較するともちろんレーザーの方が明るくて発色がしっかりしている」といった印象です。他方、Dangbei N2のLED光源も十分見応えのあるものだとも感じました。
なので、たいていの方にとってはDangbei N2の画質で十分だと感じるでしょう。

〜YABER T2(450ANSIルーメン)〜

〜Dangbei N2(400ISOルーメン)〜

まとめ

今回はDangbei N2をご紹介しました。商品が気になる方は是非こちらをチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました