【レビュー】WOODONEとは?|無垢オーダーキッチンがこの価格

今回WOODONE(ウッドワン)ショールームのレビューです。WOODONE(ウッドワン)といえば無垢材のオーダーキッチンで有名なメーカー。我が家でもsu:iji(スイージー)を採用しており普段から気に入って使っています。キッチンの他には洗面台、壁材、床材、扉など建材も無垢材を基調としたデザインの物を展開しています。今回はそんなウッドワンの特徴や魅力をレビューします。

ショールーム詳細

WOODONE(ウッドワン)新宿ショールーム
〒163-1006 東京都新宿区西新宿3丁目7−1 新宿 パーク タワー リビング デザイン センター OZONE 6F

WOODONE(ウッドワン)とは?

家具を選ぶような感覚

WOODONE(ウッドワン)の一番の魅力は”家具選びのようにキッチンを選べる点”
キッチンは設備なのでデザイン性は二の次といった感覚がある方もいるのではないでしょうか?
WOODONE(ウッドワン)のキッチンは無垢材をふんだんに使用した仕様となっており、まるで家具を選ぶ感覚に近いといえます。キッチンは住宅の中でも最も大きな設備であり、LDKの中心的な存在となります。デザイン性の高いキッチンはLDK、住宅の印象を大きく変えます。

ニュージーランドパイン

WOODONE(ウッドワン)のキッチン・洗面台・健材ではニュージーランドパインが使われているモノが多くラインナップされています。まさに、WOODONE(ウッドワン)を象徴するような樹種と言えます。

このニュージーランドパインは、約樹齢30年の樹木を使用しており「品質の均質さが素晴らしい」ことが特徴。年輪や節が現れるキッチンデザインだからこそこの部分は重要といえます。
 ・年輪が均等に入っている
 ・木を直線的に育てる技術
 ・節や空洞がないように育てる技法
この部分がWOODONE(ウッドワン)の技術力の高さを感じました。



ドラマへの美術提供

WOODONE(ウッドワン)では、キッチンや建材などを話題のドラマへ提供している事例が多くあります。ホームページにはその事例が多く掲載されています。
インテリアを見ると一般的な家庭を再現した物から、高級感が漂う空間まで幅広いテイストで使用されいてることがわかります。

出典:WOODONE



無垢材のオーダーキッチンが凄い

WOODONE(ウッドワン)を代表するキッチンシリーズとしては、su:iji(スイージー)FRAME KITCHEN(フレームキッチン)があります。どちらも個性あふれるデザインなので、特徴を見ていきたいと思います。

su:iji(スイージー)

デザインの特徴

su:iji(スイージー)のデザインの特徴は、様々な表情を持っていること。
我が家ではニュージーランドパインを採用しましたが、樹種も面材の形状も様々なので、様々なデザインに仕上げることができる。
イメージとしては、オーダーの家具を仕立てているような感覚となります。



無垢の木の美しさ

WOODONE(ウッドワン)のキッチンの中でも、su:iji(スイージー)は無垢の板材の面材が使われている部分が多く採用されています。その雰囲気はまさに家具。
だからこそ、リアルウッドだからこその木目や節の美しさを感じあれます。
扉面材を触ると木目を感じられる凹凸を感じます。これが光が当たった際に陰影をうみとても雰囲気のあるキッチンに仕上がっています。



経年変化を楽しむ

無垢材だからこその楽しみとしては、木材のカラーの経年変化です。
樹種によってその変化は異なります。
例えば、ニュージーランドパイン材では、「より色が濃く」「赤みがかった色」へと変化していきます。逆にウォールナットでは、色が明るくなると言われています。
住宅で過ごす歳月とともに生きている木の変化を楽しむことができるのもWOODONE(ウッドワン)の醍醐味と言えるでしょう。



長くキレイに使っていける

su:iji(スイージー)の扉面材には、保護塗装がされておりこれが油や調味料の汚れを拭き取りやすくしています。ショールームでは、汚れの拭き取り体験ができて実際にマヨネーズやケチャップが長時間放置されていてもスッキリ汚れが落ちることが確認できます。
木の風合いを残しながらしっかりとキレイに長く使っていける仕組みが施されています。



デザインの豊富さ

su:iji(スイージー)は以下の4つの樹種から面材を選択することができます。

〜ニュージランドパイン〜
我が家ではこちらを採用しました。ナチュラルな印象が強く、明るく爽やかな印象のある木質となっています。

〜オーク〜
オークにはクリア塗装・ミディアム色・ダーク色の3種類があり、それぞれ異なる表情をしています。今回はショールームにダーク色のオークが展示されていましたが、重厚感がある雰囲気でした。オークのダーク色はウォールナットとはまた異なる深みがありこちらも魅力的な雰囲気でした。

〜ウォールナット〜
ウォールナットは家具でもよく使われるカラーでとても人気の樹種です。落ち着いたトーンや深みのあるダーク色がお好きな方だとオススメしたい樹種です。

〜メープル〜
メープルはより明るく褐色系の色になります。カントリー系のインテリアなどお好きな方ですとはまってくるで事案となります。

また、面材の形状(装飾)や取手も選択することができ、フルオーダーのキッチンを選択するような印象があります。どの木材・面材の形状・取手を選ぶか、それだけでもパターンが多くインテリアのテイストを象徴するようなデザインのキッチンを選ぶことができるでしょう。

ニュージランドパインでは木質を感じられるカラーはもちろん、木目が浮き出てこないようにマットな塗装を施しているデザインもあります。マットカラーを選ぶと、全く異なる印象のキッチンとなります。



FRAME KITCHEN(フレームキッチン)

他にないデザイン

FRAME KITCHEN(フレームキッチン)の第一印象としては、他にないデザインです。
他のキッチンメーカーでこのように大胆なデザインはないといって良いでしょう。フレームと棚板だけで構成されたシンプルなデザインですが、細部のこだわりを感じます。

〜少し華奢なフレーム〜
フレームは全体的なバランスとしては、スッキリした細さを保った形状となっています。これにより、軽やかな印象が出ていると言えるでしょう。

〜ルーバー構造〜
設備が入る場所などは、面材で覆っている構造となります。面材はルーバー(格子)のようになっており若干の透け感を残しています。この部分が全体のデザインのキーになっている箇所であり、フレームとルーバーで構成されたデザインとなっています。



2種類から選べる樹種

〜オーク材のパターン〜

出典:WOODONE

〜ニュージーランドパイン材〜

出典:WOODONE

樹種は「ニュージーランドパイン」「オーク」から選択することができます。
「ニュージーランドパイン」では、より明るい印象となっており、爽やかな印象が加わります。
一方で「オーク」の場合は、重厚感が印象づけられます。
この辺りは、床材や家具に合わせて統一感を持たせたコーディネートをするのもオススメです。



見せる収納を活用するアイディア

FRAME KITCHEN(フレームキッチン)は全体を棚板で構成されています。
食器はもちろん調理器具まで棚板に収納するので見せる収納を活用することとなるます。見える部分にはお気に入りのデザインお調理器具をあえて見せるように収納するのも良いでしょう。

もちろん、調理器具などが接触することも考慮した厚めの塗装が棚板には施されているので、長期的に安心して使っていけるようになっています。

ボックス収納がマスト

ショールームにも取り入れたれていましたが、FRAME KITCHEN(フレームキッチン)には、ボックス収納がマストアイテムだといえます。
キッチンは様々なアイテムが集まる場所です。サランラップや洗剤など見せておきたくないモノもあるはず。そういった時には、木製・ステンレスのボックスを活用してキッチンデザインにマッチするような素材感のボックス収納を活用することが大切なポイントです。



圧迫感が出にくい

前述の通りFRAME KITCHEN(フレームキッチン)は、フレームとルーバーで構成されています。
ルックスとしても無骨でありながら素材感を感じられるデザインとなっています。あとは、キッチンは大きなボックス型の形状に必然的になりますが、フレームとルーバーで構成されていることによって、圧迫感が出にくいデザインとなっています。



ウッドワンのキッチンの魅力

今回WOODONE(ウッドワン)のショールームを訪れて、そして、私が普段からsu:iji(スイージー)を使用していて実感できたWOODONE(ウッドワン)のキッチンの魅力をお伝えします。

家具を選ぶようにキッチンを選べる

前述の通り、WOODONE(ウッドワン)のキッチンは家具を選ぶような感覚でキッチンを選ぶことができます。他のブランドでは、扉面材が石目調・木目調のシート、樹脂系素材が多く優良な選択肢が決して多くないといった印象でしたが、WOODONE(ウッドワン)では樹種やカラー、面材の形状など様々な選択肢から選ぶことができます。
我が家ではニュージーランドパインのsu:iji(スイージー)を採用しましたが、内装や家具との親和性が高いデザインを選ぶことができました。

ステンレス仕様のデザインが優秀

WOODONE(ウッドワン)では、天板のステンレス素材が
 ・エンボス
 ・ヘアライン
 ・バイブレーション
から選択することができます。特にバイブレーションのマットな質感が上質で好印象です。こちらは微細な傷をあえて表面につけることで、傷がついても目立ちにくい仕様になっています。
※注意点としては、メラミンスポンジなどで研磨してしまうと表面の微細な傷が消えてしまい、その部分だけ質感が変わるので避けましょう。。(出典:私の失敗談)

ヘアラインステンレスの実例



水栓のデザインが優秀

WOODONE(ウッドワン)では、グースネックやミニマルなデザインの水栓もハイセンスな物が揃っています。カラーについても、ステンレスの他、ブラックやホワイトとインテリアのテイストに合わせて選ぶことができます。特におすすめなのはこちら、

〜SUTTO〜
樹木をイメージした凛とした雰囲気が漂う水栓になっています。我が家でも採用していますが、グースネックがシンクの隅々まで届いて実用性も高いといえます。価格も68,000円とデザイン性の高さから考えると低価格に抑えられていると言えるでしょう。

〜ハンスグローエ〜
こちらも独特の形状が特徴の水栓です。この形状によりシャワーヘッドが持ちやすく実用的な部分もあります。ヘッドの上部にボタンがついており、こちらで止水・吐水(とすい)を切り替えることができます。



全面五徳のガスコンロ

ウッドワンのキッチンとの親和性が高いと感じたのが、全面五徳です。我が家でも採用していますが、全面五徳はプロ仕様の厨房感のような雰囲気を感じられます。また、鍋を休ませておくスペースが確保しやすいといったメリットもあります。

〜リンナイ ステンレストップグリルレスコンロ〜
こちらは我が家で採用しているモノです。シンプルな全面五徳でグリルが必要なかった我が家では最適な選択肢でした。

〜ハーマン ステンレストップ無水両面焼きグリル付きコンロ〜
こちらは3口コンロでグリルがついているのが特徴です。リンナイのコンロより、重厚感があるデザインとなっています。また、それぞれの鍋を置くスペースも若干広く作られている印象があります。



飾る収納が手に入る

WOODONE(ウッドワン)のキッチンの特徴としては、飾る収納を取り入れる箇所がいくつもある点、su:iji(スイージー)のキッチンでは、リビング側に収納部を設けることができます。そして、上部をオープンの棚にすることができ、こちらも食器やオブジェを飾るスペースとして活躍します。

また、カップボードを長く取ることでその上にキッチン家電を余裕を持って配置することができます。お気に入りの調理家電やケトルなどを均等配置して置くだけでも、様になるディスプレイとなります。

これも全てWOODONE(ウッドワン)のキッチン自体のデザイン性が高いためと言えるでしょう。

また、FRAME KITCHEN(フレームキッチン)では上吊り棚が用意されており、こちらは我が家でも採用しようか迷ったモノになります。キッチンやカップボードの上部の空間を活かして、ディスプレイができます。ハンギングの植物などを飾ると上吊り棚の利点を最大限に活かせるのでおすすめです。

標準仕様がハイレベル

実際に住宅を建てる際に、有名どころのキッチンブランドをチェックしたから分かることですが、ウッドワンのキッチンは「標準仕様のレベルが高い」「それを割安で購入できる」というのが私の実体験です。これは数社のキッチンを見積もりを取ってみないと体感できない部分だと思います。

収納部も無垢材&ステンレス仕様

ウッドワンのキッチンで標準仕様となっている収納部の「ステンレスの底板」。
これは他のブランドではハイクラスのシリーズにしかなかったりします。底板がステンレスでできていることで、鍋を滑らせた時にも傷がつきにくい仕様となっています。

その他、他のブランドでは見ない仕様としては、収納部に「ステンレス&無垢材」が使用されている点です。コの字の無垢材の仕切りがスライドすることで、フレキシブルに調味料やカトラリーを収納することができます。

ノンスリップマット

ノンスリップマットは我が家でもかなり好印象な部分です。
これがあることで引き出しを勢いよく開け閉めしても、食器がずれずにカチャカチャと音がしません。また、マットは洗うこともできてキレイに使っていけるもの重宝しています。

海外ブランドの食洗機メーカー

WOODONE(ウッドワン)のキッチンの魅力としては、海外ブランドの食洗機メーカーを選択できる点。
 ・Meile(ミーレ)
 ・GAGGENAU(ガゲナウ)
 ・AEG(アーエーゲー)

海外食洗機ブランドの魅力は、
 「大容量」「フロントオープン」「洗浄力」「節水・節電」です。
フロントオープン式の食洗機は見ての通り大容量で家族が多い方でも1日分の食器や調理器具も一度で洗うことができるでしょう。

「洗浄力」については国産の食洗機と異なり温水が噴き出すプロペラ部分が上下に複数ついているため、より細かい部分までキレイに洗浄することができます。

「節水・節電」については、ショールームでお話が聞けましたが、海外の食洗機ブランドでは複数のプロペラで効率よく洗浄することで節水し、温風乾燥をしないことで節電の効果も期待できるそうです。

あとは、海外の食洗機ブランドの心配事としては、「しっかり食器が乾くのか?」
こと点もショールームの方にお話をお伺いしましたが、心配はないのかなといった印象でした。海外の食洗機ブランドでは、余熱乾燥をしています。この点で乾かない食洗機であれば、そもそもこれほど流通はしていなだろうと思われます。



〜まとめ〜

今回はWOODONE(ウッドワン)の新宿ショールームへお伺いし色々お話を聞くことができました。やはり、個人的にはsu:iji(スイージー)とFRAME KITCHEN(フレームキッチン)が群を抜いてオススメです。他にないプロダクトとして我が家でも採用して満足して使っています。
今回ご紹介したプロダクトが気になった方は公式ホームページはもちろん、無垢の質感を感じるられるという点でショールームにも行っていただくことをオススメします。

公式サイト
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