今回はNOCE（ノーチェ）のショップレビューです。NOCE（ノーチェ）はインテリア業界のファストファッション的な存在で、「おしゃれな家具を安く購入したい」と思っている方にオススメのショップです。ショップの画像を交えながらNOCE（ノーチェ）の商品について深掘りしてみます。
NOCE（ノーチェ）とは
NOCE（ノーチェ）は「家具・照明・雑貨のセレクトショップ」になります。セレクトとは言え海外製の家具を仕入れていることもあり、他のショップとは被ることがない家具が揃っているので、まるで”オリジナル家具のショップ”のような雰囲気があります。
ショプ展開は北は北海道から福岡まで全国様々な場所に店舗を構えています。
NOCE新宿店へのアクセス
今回訪れたNOCEの新宿店は、モード学園コクーンタワーの地下一階のBook1st新宿店内に位置しています。JRの新宿駅からのアクセスは抜群で地上に出ることなくアクセスできる店舗になります。また、店舗は2023年3月10日にオープンしたばかりでとても新しいショップになっていました。
NOCE（ノーチェ）の魅力
今回NOCE（ノーチェ）に訪れて感じた魅力や特徴を詳しくご紹介していきます。
コストパフォーマンスが最強
NOCE（ノーチェ）の家具は「デザインに対するコストパフォマンスが高い」と言えます。NOCEとはイタリア語でウォールナット、又はその色を意味します。
そんな、落ち着きのあるデザインの家具を中心にバイヤーが仕入れを重なっており、デザインと価格のバランスを整えられたブランドだと言えます。
コスパがどれぐらいすごいかは後ほどご紹介するオススメのプロダクトで解説します。
インテリアのファストファッション
NOCE（ノーチェ）の家具はファストファッションのように、以下の特徴があります。
・商品のラインナップが定期的に変わる
・定期的な買い替えが前提のプロダクト
また、長期保証などはない代わりに価格をおさえているのも特徴です。
なので、特に以下のようなパターンの方にオススメのショップだと言えます。
・一人暮らしで家具の長期的使用をしない方
・家具を定期的に変えて気分転換したい方
生地感や柄が遊び心を感じさせる
ノーチェのソファには立体感を感じさせるシルエットの物や、ファブリックの柄が攻めたデザインの物をラインナップしている印象がありました。ニトリなど家具量販店の普遍的なデザインに飽きて、よりカジュアルでポップなデザインの家具が欲しい方にもオススメのショップです。
家具の展示数が多い
NOCE（ノーチェ）は都市型の店舗が多く売り場面積が広いショップが基本的にありません。ですが、家具を平面的に配置するだけではなく、重ねて展示することで売り場面積に対して展示ている家具が多いのがオススメのポイントです。
特にたくさんの家具を見たい方にぴったりのショップでしょう。
店内を巡っていてもたくさんの家具が展示されているのでワクワク感もあるショップです。
ミニマルなサイズ感
NOCE（ノーチェ）には一人暮らしにもぴったりなサイズ感の「テーブル」や「ソファ」が たくさん揃っているのが特徴的です。 なので、 これから一人暮らしを始めようとしている方や、単身赴任をしようとしている方にもぴったりのショップです。
他のショップとは異なって、 一つの種類のプロダクトに対して複数の大きさのラインナップが用意されいてるわけではなく、一つの商品は一つの大きさのみのラインナップといった商品の展開になっています。
照明のセレクトが優秀
家具は海外から仕入れているらしいですが、それとは異なり照明は国内ブランドからセンス良くセレクトしている印象がありました。
北欧系のシンプルで定番のルイスポールセン系のペンダントライトから、素材感を感じられる照明など限られたスペースを有効活用してたくさんの照明を配置していました。
素材感を感じられる家具
NOCE（ノーチェ）の家具で注目したのが、「素材感」です。チェストを古材を敷き詰めたパッチワークのようなデザインにしている物など個性的なプロダクトももう印象でした。
あとは、ペーパーコードを使用したチェアもラインナップされており、こちらもコスパ最強な価格となっていました。
その他にはラタンを使用したチェアも好印象となっていました。このように流行りや王道の素材感を取り入れた家具をしっかりラインナップしているところも好印象なショップと言えるでしょう。
オススメのプロダクト
ここからは、今回NOCE（ノーチェ）に訪れて出会ったオススメのプロダクトをご紹介します。
ラタン素材のチェア（チェアSPL770）
こちらは、「オーク＆ラタン」という贅沢な素材の使い方なのに価格が２万円以下というコストパフォーマンスの高さを感じるプロダクトです。
ラタン素材は、北欧インテリアや韓国インテリアとの親和性の高い素材としてオススメ。ラタンの作りは安っぽさがなく、ささくれてこないしっかりした作りになっていました。
シンプルな形状のチェアですが、オークの美しい木質が感じられるように「面」を残したデザインとなっています。バックレストはエッジを落とした形状となっており、ラタン素材を引き立てる優しい印象を作っています。
価格：19,800円
サイズ：幅42×奥行53×高さ78(45)cm
素材：オーク天然木、ラタン
美しいペーパーコードチェア（C555-1）
他のチェアより少し高い価格設定となっていますが、ペーパーコードチェアとしては３万円台というのは、なかなか見ない価格設定です。
幅が広く丸みを帯びた背もたれは背中をしっかりと支えてくれるので寛ぎやすく、ペーパーコードの座面は通気性がいいので季節を問わずストレスなくご使用いただけます。
木目が美しいアッシュの天然木を使用しているので温かみがあり、全体的の抜け感を残しているデザインで部屋に圧迫感がでにくいのもポイント。
ペーパーコードチェアは存在感があるので、コーディネートに取り入れるだけで部屋の雰囲気も一気に垢抜けるでしょう。座面幅は55cmと広めの設定になっていて全体をしっかりと包み込んでくれて座りやすいのでデスクやダイニング合わせはもちろん、寛ぎチェアとしてもおすすめです。
価格：34,800
サイズ：幅55×奥行54×高さ81(47)cm
素材：アッシュ、ペーパーコード
ミッドセンチュリーなソファ（UP2322123 2人掛け）
「立体感のあるシルエット」＆「ミッドセンチュリーな柄」が特徴的なこちらのソファ。たのインテリアショップではなかなか見かけない、攻めたデザインといます。
シルエットとしてはアームレストと脚部が一体型となって折りたたんだ形状のように演出しているのが特徴的です。荒めのタータン柄とのデザインの一体感が感じられるます。
シングルソファはオブジェのような優美なデザインになっています。カジュアルで遊び心を感じさせるデザインとなっていると言えるでしょう。
座面は程よい硬さが体をしっかりとサポートし、長時間座っていても心地よさを保ちます。 奥行が深くゆったりサイズのソファですが、背もたれが低めの造りなので圧迫感を感じさせず配置できるのも嬉しいポイント。
価格：98,000円
サイズ： 幅164.5×奥行88×高さ72(47)cm
素材：ポリエステル、ウレタンフォーム
オブジェのようなシェルフ（ブックケースSC-388）
六角形のシェルフが重なり合ったデザインがとにかくオブジェのような存在感があるモダンなすえるふです。サイズは高さ１００cmと180cmのラインナップがあり、収納力や部屋の大きさに合わせて選ぶことができます。
見る角度によって中に収納している物の見え加減が変わってくるので、オブジェや植物だけではなく照明を配置していただいても面白いシェルフになっています。
背板のないオープンラックとなっており、抜けがあるのでお気に入りの小物やグリーンなどをセットしてデザインラックのように楽しむこともできます。収納ボックスなどを活用してより実用的な使い方をしたりと、アイデア次第で様々な使い方ができます。
素材はマンゴーウッドを使用しており木質を感じられる落ち着いた雰囲気に仕上がりとなっています。脚部にはブラックスチールを使用していますのでトレンドもしっかりとおさえたデザインとなっています。
価格：88,000円※小サイズは44,800円
サイズ：幅99×奥行30×高さ187.5cm※小サイズ：幅100.5×奥行30×高さ100.5cm
素材： マンゴーウッド、スチール
立体感のある収納家具（ブックケースSKN-026）
六角形のパターンがリズミカルに並んだ美しい扉が特徴的なブックケース。デザインの邪魔をしないシンプルな取っ手付きのホテルライクなインテリアに仕上がっています。
アカシアという天然木無垢を使用し、木の濃淡や木目の風合い、表情の違い、日々のケアにより経年変化をお楽しみめる家具になっています。
観音開きの扉を開けると上下に収納が分かれており、引き出し部分も合わせると全部で9つも収納ブロックがあります。そのため、収納したい様々なサイズ感の物を受け入れられる汎用性のある収納家具となっています。
パッチワークのように様々な濃淡が入っているデザインですが、「清潔感」を感じられる印象で、ホテルライクやモダン系のインテリアに配置して有機的な要素をプラスする家具としてオススメ。
価格：99,650円
サイズ：幅80×奥行40×高さ75cm
素材：アカシア天然木
キャビネットMUK006
こちらは、「ルーバーの扉面」と「アールがかかった形状」と手が凝った作りに対して価格がかなりおさえられたキャビネットとしてオススメ。
格子状の扉とアクセントのゴールドの取手が落ち着きと華やかさを両立したデザインになっています。角が丸いフォルムのため柔らかい印象になり、格子状の扉が抜け感を出してくれるので圧迫感を感じさせません。
収納部分は棚が3段階に調整でき、A4ファイルが納められる高さで書類や雑誌が収納しやすいです。
また、天板までの高さが約90cmと物が取りやすい高さで、常時使う小物置きとしての活用や、天板の上をディスプレイスペースとして使用するのもおすすめです。大きすぎないサイズ感はリビングスペースに限らず、ダイニングや玄関、書斎などマルチに活用できるのも魅力です。
脚の高さは約12cmあるため通気性が良く、お掃除ロボットや掃除機などを通しやすいので本体を動かさずにお掃除ができるのもポイントです。
価格：54,800円
サイズ：幅90×奥行36×高さ90.5
素材：オーク天然木無垢材、ウォールナット天然木突板、プリント紙
優秀なサイドテーブル達
そのほかに、NOCE（ノーチェ）では各所にサイドテーブルが展示されており好印象なプロダクトがいくつかありました。もちろん価格がおさえられているのはもちろん、デザインや機能面でもおすすめできるものがありました。
木質を豊かに感じられるサイドテーブルは、「かたまり感」「オブジェのような存在感」が特徴的です。素朴さや垢抜けた雰囲気のインテリアがお好きな方におすすめ。
その他には、ソファに座った際に体の近くに天板を寄せられるデザインの物は使い勝手がとても良いプロダクトとしておすすめ。テーブルが寄り近くにあるだけでソファでの寛ぎ方が大きく変わります。
まとめ
NOCE（ノーチェ）はいかがだったでしょうか？YouTubeでは動画で店舗の雰囲気をお伝えしているので是非そちらもチェックしてみてください。
