【インテリアのコツ】ショップインテリアから学ぶ|家具・照明選びと配置

今回はインテリアショップの店内インテリアから学ぶ「家具・照明・アートなどの選び方と配置」について解説します。インテリアショップの「おしゃれな空間作り」の参考にしたいと思う方も多いと思います。今回は具体的なポイントでインテリアのノウハウを解説。

家具の配置

まずは家具の配置から見ていきます。どういったポイントで家具を配置しているのかチェックすることで、自宅のインテリアに活かしていくことができます。
それぞれのンテリアショップの個性もあるので、好みのパターンを真似することをオススメします。

greeniche(グリニッチ)のリビングの家具配置

まずは、代官山・米子に店舗を構える北欧インテリアの家具店greeniche(グリニッチ)のリビングデザインです。落ち着いたスカンジナビアンなインテリアが好みの方にオススメです。

動線幅のメリハリ

通路としての動線は、「60cmが基本」と言われています。
それ以上狭ければ少しずつ移動しづらさを感じてくることになります。

greeniche(グリニッチ)の家具の配置では、「動線となる場所はしっかり動線幅を確保している」と行った印象があります。他方でキャビネットとセンターテーブルは非常に近く配置されており、限られたスペースに家具を追加する工夫が感じられます。

スタンダードな配置

greeniche(グリニッチ)のリビングでは、以下の家具が配置されていました。

・ソファ
・センターテーブル
・テレビボード
・キャビネット

配置としてもスタンダードな配置です。家具のサイズ感も家族がいる家庭でも十分なモノです。
スタンダードな配置でも、統一感」「洗練された家具」があれば十分オシャレに見えるということがわかります。

狭くても意外に大丈夫

greeniche(グリニッチ)の家具レイアウトを見てわかることは、空間が狭くても意外に大丈夫ということです。比較的家具が狭い空間の中に配置されていますが、圧迫感を出していなと感じられました。
ポイントは以下の通り。

・背の高い家具を配置していない
・センターテーブルが透け感がある素材

意外に基礎的なことですがこれが大切だとわかります。

ダイニングの家具配置

目線の高さのアイテム

インテリアショップのインテリアに置いては、基本的な構造は以下のようになっています。

床:家具
目線の高さ:アート・オブジェ・グリーン
天井:照明

これは凄く大切なポイントです。
特に「目線の高さ(100〜150cm程度)にモノをプラスする」ということがとても重要。
こうすることで殺風景なインテリアにならなくなります。

〜ストリングシェルフ〜
こちらはデンマークのブランドのString Sherf(ストリングシェルフ)です

〜箱型のシェルフ〜
こちらは、FDBモブラーのシェルフです。壁に木製の要素が加わって空間にナチュラルな要素をプラスできます。

テイストの統一感

インテリアの最も重要なポイントとして、「統一感」という要素があります。インテリアショップでは、これをどのように表現しているのか見ていきましょう。

クラッシュゲートの場合

クラッシュゲート言えば、「ミッドセンチュリーな雰囲気」が印象強いインテリアショップです。こちらのリビングスタイルでは以下のような特徴があります。

・エイジング感を素材で演出(古材、レザーのスレ)
・装飾のある家具(細かい部分の意匠がミッドセンチュリー)
・ダルトーンのカラーで統一

素材の共通点を持たせる

例えばこちらはクラッシュゲートの店内ディスプレイですが、以下の部分で素材の統一感を持たせています。
・チェアのバックレスト素材
・テーブルの素材

どちらもナチュラルな素材感でテイストを統一しています。

家具の形状を統一する

こちらはSOLID FURNITURE(ソリッドファニチャー)のダイニングです。
こちらの家具のコーディネートでは、エッジが効いている家具で揃えられています。デザインの統一感があることでまとまりのあるインテリアになっています。

カラートーンを整える

こちらはLOWYA(ローヤ)の店内ディスプレイです。
こちらのリビングエリアでは、グレーイッシュなカラーで統一感を演出しています。
・テーブルは大理石調のシート
・ソファはグレーの織物&レザー
素材が異なりますカラートーンが揃っているので統一感のあるインテリアになっています。

カラーコーディネート

インテリアショップのカラーコーディネートの特徴は、やはり「テイストを意識している」ことが挙げられます。ポイントは以下の通りです。

韓国インテリア(LOWYA)

こちらはLOWYAの店舗ディスプレイの中でも韓国インテリアを意識したエリアです。特徴は以下の通り。

・ソフトなトーンを基調とする
・差し色としてゴールド・ブラックを採用
・ナチュラルブラウン

・シェルフはゴールドのフレームと大理石調
・ソファはベロア調のベビーピンク

・ナチュラルな要素として「ラタン」「アッシュ材」のソフトでアッシュ系のブラウンを採用

スモーキーな雰囲気(SOLID)

こちらは、SOLID(ソリッド)のコーディネートです。
落ち着きのある雰囲気でスモーキーな風合いが感じられます。特徴としては以下の通り。

・ソファは深いキャメル色
・センターテーブル&サイドテーブルはウォールナット
・無骨な雰囲気を壁面のモルタルで演出

照明の配置

続いて照明の配置を見ていきましょう。これは、自宅インテリアでとても参考になる部分が多いです。
住宅の照明は「実用性を優先している」部分が多いです。これが悪いわけではないですが、空間を演出するという点では、少しアクセントのある「照明の配置&セレクト」をすることがオススメです。

1灯ペンダントライトを部屋の中央に

こちらはgreeniche(グリニッチ)のリビングインテリアです。是非、参考にしていただきたいのが、以下の点です。

・大きなペンダントライトを単独で照らす
・ペンダントライトが主役

こちらはスッキリとしたインテリアで、
「ペンダントライトを主役にさせた」
「海外風のインテリアを演出したい」
そういった場合にオススメです。他方、以下の注意点に配慮することが必要です。

注意点

・ペンダントライトだけでは光量が足りない場合が多い
・サブ照明を複数配置
・ダウンライトも少し離れた位置に配置する

ダウンライトのオススメの配置(部屋の中央)

ショップインテリアに加えて、ダウンライトのオススメの配置についてご紹介します。
一つ目のパターンが以下のように、「部屋に中央に集中させるパターン」です。

・光源が固まることで部屋の隅との陰影差がうまれる
・部屋の隅に間接照明を配置した際に映える

ペンダントライトのオススメの配置(足元&部屋の隅)

続いてことらのインテリアでは、照明をうまく使えていると感じます。

・部屋の隅、かつ足元にペンダントライトを設置
・壁に照明が当たり陰影が美しくなる
・ペンダントライトの存在感がある
・ワークスペースをテラス照明にもなっている

スタンドライトの配置(アッパー&部屋の隅)

続いてフロアライトです。背の高い照明で「視線の高さの近くに光源がある」のが特徴になります。

・アッパーライトとして使えるタイプは部屋を広く感じられる効果
観葉植物を近くに配置すると樹形が美しく映る

ラグの配置

続いてラグの配置を見ていきましょう。ラグは部屋の雰囲気をガラッと変えるアイテムです。
面積が大きい分、インテリアにおいて「素材」「カラー」が与える影響は大きいです。

ソファの幅に合わせた王道のパターン

こちらはLOWYAの店内ディスプレイで韓国インテリアを意識したゾーンです。王道のパターンとしてこちらのポイントを押さえましょう。

ソファの横幅と同じ程度のサイズのラグを配置
・毛足の長いソフトなカラーのラグで韓国インテリアを演出

リビングエリアをゾーニング

こちらもLOWYAのリビングのラグです。
こちらは主に「ゾーニングの効果」を感じられます。

・リビングエリアを覆うような大きめのサイズ
・トライバルラグの模様でアクセントを加えている

センターテーブルに合わせた配置

こちらはCRASH GATE(クラッシュゲート)のリビングインテリアです。
個人的にはリビングに配置する場合に一番オススメのスタンダードな配置です。

・センターテーブルを中心とした配置
・ラグの大きさはソファの幅程度

ダイニングエリアの配置

こちらはダイニングに配置する場合のラグ配置です。ポイントは以下の通り。

・ラグのサイズはダイニングエリアからはみ出す大きめ
・ダイニンングエリアの差し色となりインテリアのテイストを象徴する柄を採用

ディスプレイ(飾り)

最後のトピックとして、インテリアショップのディスプレイにおいてどのようなパターンがあるんか見ていきます。自宅でも参考になる方法があるので、是非真似をしてみることをオススメします。

ダイニングに飾る

まずは、「ダイニングテーブルの上にモノを飾る」パターンです。

・食事の邪魔にならないようなサイズ感のモノを飾る
・テーブルを余裕を持たせたサイズ感にする
少し高さが出るようなフラワーベースがオススメ

棚板に余剰スペースを作る

こちらのパターンは「棚板にモノを飾る方法」です。

・棚板に余剰スペースを設ける
・棚板の一部に飾りるスペースを設けるのもあり
・棚板の高さは目線に入りやす80〜150cm程度がオススメ

キャビネットの上

こちらは「キャビネット収納などの天板の上」にモノを飾るパターンです。

・キャビネットの上に生活感を出さない
余白を持たせながらモノを配置する
・視界に入りやすくインテリアの主役になりやすい

壁面収納を追加

続いて、「モノを飾るスペースがない」と困っている方ですとこのパターンがオススメ。
壁面収納を追加して、飾るスペースを作るのが得策です!

高い位置にモノを飾れてディスプレイのバリエーションが増える
・床に配置しないので邪魔にならない
転倒防止のマットなどがマスト

まとめ

今回はインテリアショップの店内インテリアを参考にして、自宅のインテリアにどう活かしていくのかご紹介しました。是非、今回のポイントをおさえていただいて、インテリアコーディネートを楽しんでいただければと思います。

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