今回は家具・照明・インテリア雑貨で人気のKANADEMONO(カナデモノ)が東京に構えるショールームをレビューします。特に「THE SERIES」のサイズオーダーできるデスク・シェルフが気になっていて実物を見てみたい方におすすめ。
KANADEMONOとは?
KANADEMONOは、家具やインテリア雑貨を取り扱う人気ECサイトです。取り扱い商品としては、以下の通り。特にオリジナルの家具シリーズの「THE SERIES」が人気で、独自開発の家具が魅力的なブランドでもあります。
・テーブル/デスク
・シェルフ/TVボード
・ラック/収納家具
・チェア/ソファ
・照明/ライト
・アートetc
KANADEMONOの魅力は?
YUKICH NO HOMEが考えるKANADEMONOの魅力は以下の点です。
・カスタマイズ性が高い
・ジャンルレスな幅広いインテリアに馴染むデザインが多い
・トレンド感を抑えた家具
カスタマイズ性が高い
「天板と脚の組み合わせ」や「天板サイズ」を選べたりカスタマイズ性が高いのが魅力の一つ。
自分なりのデザインや部屋にぴったりなサイズかんの家具をオーダーできるのがKANADEMONOの魅力です。
ジャンルレスなデザイン
特にテーブルやシェルフについて、言えることですが、「プレーンでシンプルなデザイン」となっているためインテリアのジャンルを選ぶことがないデザインのモノが多い印象です。
例えば、将来的にインテリアのテイストをマイナーチェンジした際にも使い続けていけると言えるでしょう。
トレンド感を抑えた家具
今回ショールームに言って感じたことですが、KANADEMONOは常に商品開発をしておりトレンド感を抑えた素材・デザインの家具を揃えてきている印象がありました。
〜ラタンのバックレストチェア〜
〜スケルトンのチェア〜
ショールームがあることのメリット
今回は、ECサイトをメインとするKANADEMONOのショールームとはどういった意味を持つのか?
ショールームで体感したメリットをご紹介します。
実際の商品の使用感をチェック
まずは、特にチェアなど体あたりを気にする商品については、座り心地などをチェックできるのがメリットです。ECサイトだけでは少し不安という方にぴったりな場所になっていました。
質感やカラーをチェックできる
KANADEMONOの「THE SERIES」は特に、以下のラインナップが豊富です。
・天板の素材やカラー
・キャブのカラーと形状
原色系のものだけではなく、ニュアンスカラーもあったりするのでカラーにこだわりたい方だと、「大きな面積」でチェックするのがオススメです。
サイズ感のチェック
続いて、「サイズ感」です。
どの家具にも言えますが、「家に配置した時の大きさ」やテーブルの場合には「天板に物を配置したときのサイズ感」など、実物を見るのが一番確かなチェック方法です。
KANADEMONO BASEではテーブルの天板に関してはスタンダードなサイズ感を展示しているので、オーダーでサイズをカスタマイズする際の参考になります。
商品の詳細をスタッフに聞ける
今回、KANADEMONO BASEで感じたこととしては、スタッフの方に詳細を聞けることのメリットです。素材の特徴であったり、細かな仕様。
特にKANADEMONOでは、「天板と脚の組み合わせ」や「天板の1cm単位のオーダ」などセレクトできるのこだわりの家具を手に入れたい方だと、いろいろ聞いた上で家具をセレクトできるのはありがたいポイントではないでしょうか?
ショールームへ行くには?
KANADEMONO BASEは、東京都渋谷区に位置しており代々木八幡駅を出てすぐの場所に位置します。基本的には完全予約制をとっていますが、毎月不定期に「FREE OPEN DAYS」と言って予約なしでショールームを訪れることができる日も良いされています。
予約orFREE OPEN DAYSの違いは?
KANADEMONO BASEは基本的には予約制になっており、予約をして訪れた場合には、実際の天板と脚の組み合わせなどを組み合わせながら商品を選んで行くことができます。
他方、FREE OPEN DAYSでは基本的には商品は「見てチェックする」ということになります。
なので、「商品の組み合わせが気になる」「商品に触れて体感したい」という方だと予約をして訪れることをオススメします。
展示商品のラインナップは?
KANADEMONO BASEの展示品は公式ホームページからチェックすることができます。
全ての商品をショールームでチェックできるわけではないので、注意が必要です。他方、ショールームに行くと知らなかった商品に出会える楽しさもあるかもしれません。
KANADEMONO BASE Collection(https://kanademono.design/collections/kanademono-base)
THE SERIES
続いて今回チェックしてきた商品についてご紹介します。まずは、こちらのTHE SERIESです。
THE SERIESはカスタマイズ性が高い家具のシリーズとして様々なカテゴリーの商品が並びます。
THE TABLE
まずは、THE TABLEからです。こちらのテーブルは同じシリーズとは思えないぐらいセレクトするパターンによって印象が変わってくる商品になっています。
〜手頃な価格帯〜
まずは、価格としては〜180cmのサイズで5万円台から購入できる点がオススメ。サイズオーダーができる家具としてはかなりコストパフォマンスが良いと言えるでしょう。
〜選べる樹種が豊富〜
まずは、選べる樹種がこちらのようにかなり豊富にあります。
・木部のカラーが選べる
・同じ樹種でもアッシュ系のカラー塗装などのバリエーションもある
・無垢材や集成材からセレクト可能
〜バイカラーのリノリウム〜
こちらの天板と側面のカラーが切り替えられているバイカラーの商品は、「リノリウム」という素材になっています。マット感があり適度な質感と色合いを感じられるものになっていました。
ナチュラルさとポップさを両立した素材感と言えるでしょう。
〜長く綺麗に使い続けられるFENIX〜
こちらのFENIX(フェニックス)という素材は、均質なマット感が特徴的で高級感やフォーマルな印象のある素材感となっていました。
・メラミンスポンジで手軽に傷を修復できる
・浅い傷であればドライヤーなどを当てて熱修復も可能
〜天板に設置できる配線穴〜
天板には素材にもよりますが、配線孔をオプションで配置することができます。
配線孔のデザインも複数ありますが、キャップを閉めたままで隙間に配線を通す仕様はスッキリした見た目で良さそう。
ちなみに配線孔の場所は、以下の4パターンから選べるようになっていました。
〜脚部のデザインとカラー〜
脚部のデザインは本当に豊富で、基本的には「ブラック・ホワイト・シルバー」からセレクトできます。形状はスクエアー・クロスなどバリエーションも豊富なのが魅力。
〜ヘアラインステンレスの質感がGood〜
こちらは、ポップなカラーの脚でソフトカラーな印象がありました。
THE CAFE TABLE
こちらはコンパクトなサイズ感のカフェテーブルです。
この商品も天板や脚のデザインを選んで自分スタイルにカスタマイズできるのがオススメです。
〜円卓〜
こちらは直径と脚のデザインを組み合わせて選ぶことができます。人暮らしの部屋にピッタリなサイズ感やデザインにも最適。
〜スクエア〜
THE CAFE TABLEはスクエアも用意されており、こちらはワークスペースとダイニングを兼用するなど、ある程度天板にスペースが必要な場合に良さそうでした。
〜ガラス天板〜
KANADEMONOでは、ガラス天板のテーブルも用意されています。
透明感があるので部屋をスッキリした印象にしたい場合にオススメです。透明感によって、脚部の質感が際立つ印象がありました。
THE LOW TABLE
KANADEMONOでは、ローテーブルもラインナップされていて、こちらも天板サイズと脚部の組みわせをセレクトすることができます。
特にソファの長さとローテーブルを合わせた需要も多いので、サイズオーダーできるのもありがたいポイントです。
THE STRAGE SHELF
THE STRAGE SHELFは、オープンのシンプルなシェルフになっていました。デザイン的にも優秀だなと感じた部分がいくつかありました。
〜太めのフレーム〜
フレームは横から見るとかなり太めの印象がありました。他方、有効スペースを無駄にしないよう、L字になっており実用面にも配慮されてデザインだと感じます。
〜しっかりした板厚〜
板厚は3cmとなっておりこれは結構しっかりした印象でした。強度だけの話ではなく、モノを飾るという観点で板厚がある程度ある方が安っぽさが出ないので、この点は好印象でした。
THE BENCH
THE SERIESには、ベンチもラインナップされており、ダインングで使ったり、ソファが置けないようなスペースに配置して腰掛けたりなどするのに良さそうでした。
〜脚部が2パターン〜
脚部の金属部分は他のアイテムと統一で、「ブラック・ホワイト・シルバー」となっています。
形状はシンプルなストレートタイプと「Slash(スラッシュ)」と名付けられた物の2パターンとなっていました。特にSlash(スラッシュ)は軽快感があるデザインで、あまり見かけないようなものになっていました。
昇降デスク
KANADEMONOでは昇降デスクもラインナップされています。
価格は脚部だけで、8万円と決して安価とは言えませんが、しっかりしたスペックの物になっていました。
〜メモリー付きの操作部〜
こちらの商品は3つのメモリーがついており、「作業をスタンディングでしたい」「複数人がデスクを使う」などの場合には便利な機能です。
〜天板樹種が豊富〜
昇降デスクについても天板を複数の樹種から選ぶことができます。なので、「ダイニングっぽい雰囲気の昇降デスクにしたい」など、インテリア視点でしっかり考えられた昇降デスクにしたい方にオススメ。
チェアのラインナップ
ショールームにはチェアもかなりの数が展示されていました。
KANADEMONOの商品は基本的にシンプルでミニマルなデザインが多いですが、チェアに関しては結構個性を重視したものが多かったです。
価格に関しては、1万円台の物があったりとコストパフォーマンスも良い印象。
〜ラタン素材のバックレスト〜
こちらは、フェイクラタンのバックレストが配置されたチェア。トレンド感があるアイテムになっていました。
〜スケルトンのチェア〜
こちらは、ミッドセンチュリーなどにも良さそうなチェアになっていました。
〜整形合板のチェア〜
こちらは曲木のチェアです。曲線を描いている分、体重が分散されて座りやすさも感じられました。
照明ラインナップ
ショールームでは、照明も数多く展示されていました。
しっかり、部屋のアクセントになるようなデザインの物がセンスよくセレクトされている印象があります。
〜イーゼル型のフロアライト〜
〜クリアグレイのペンダント〜
こちらの商品は、下から見ると中に窄まっている形状でライトも個性的な光源になっていました。
〜ミニマルなシーリングライト〜
こちらは、フラットでスリムなBarのような形状の照明です。浮遊感があってダイニングやハイカウンターに合いそうな商品になっていました。
カーテン&ソファの生地サンプル
ショールームには、カーテンの展示はなかったのですがサンプルが置かれていました。
KANADEMONOではカーテンもラインナップされているので、家具との相性をチェックしてみたい場合にも活用できそうです。
〜まとめ〜
今回は家具・照明・インテリア雑貨で人気のKANADEMONO(カナデモノ)が東京に構えるショールームをレビューしました。Youtube動画でもご紹介しているのでそちらも是非チェックしてみてください。