今回は、「ETOE Starfishプロジェクター」についてご紹介します。使ってみた感想としては、「片手で角度調整」「Netflix認証」「150インチ投影」「自動台形補正」「オートフォーカス」など欲しい機能を盛り込んだミニマルデザインのプロジェクターでした。
【商品情報】
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元の価格:29,999円
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ETOE Starfishはどんな人にオススメ?
デザイン性の良いプロジェクターとして、特に最初の一台としてオススメのプロジェクターとなっていました。我が家では毎日使っているプロジェクターですが、生活スタイルと馴染むかは人それぞれ。まず、プロジェクターのある生活をしてみたいと思っている方には今回のプロジェクターは「価格」「基本スペック」「デザイン」「使いやすさの点」でオススメです。
基本スペック
ETOE Starfishの基本スペックは以下の通り。スペック上は欲しい機能は大体入っている印象です。実際に使ってみての性能をレビューしていきます。
光源:LED光源
OS:Android TV 11.0
解像度:1280 x 720P
投影サイズ:40〜150インチ(1.1〜4.4m)
ズーム:50〜100%
光量:300ANSI Lumens
スピーカー:5W×1個
オートフォーカス:搭載
台形補正:搭載
端子: HDMI / USB / AUX 3.5 mm
Wi-Fi:対応
音声アウトプット:Bluetooth・AUXケーブル
本体サイズ:約23.117.415.2cm
重さ: 約1.1kg
価格:39,999円
その他:「片手で角度調整」「Netflix認証」
ETOE Starfishの魅力
今回、ETOE Starfishを使い込んでみての感想としては、以下のような方に是非オススメできるプロジェクターだと感じました。
・小型でコンパクトな物が欲しい
・OSは搭載されていて欲しい
・本体の近くで使用する
・おしゃれなプロジェクターが欲しい
・主に夜間や暗い部屋で使用する
プロジェクターを選ぶポイント
ETOE Starfishの特徴をご紹介する前にプロジェクター選びに必要な観点をご紹介します。
光源の種類
プロジェクターの光源には半導体レーザーを使用した「レーザー光源」、水銀を利用した「ランプ光源」「LED光源」などがあります。
レーザー光源・LED光源は約20000時間程度は交換が不要の製品が多く、ランプ光源の場合、ランプ寿命が3000時間程度と言われています。
また、レーザー光源には以下のようなメリットがあります。
・起動が早い
・発色がよく鮮やかに見える
今回のまた、ETOE StarfishはLED光源のため、レーザープロジェクターよりは画質面で劣る点があると言えます。他方、暗い部屋で視聴する分には困ることがない「光量」「発色」だと感じました。
コントラスト比
プロジェクターにおけるコントラスト比とは、暗い部分と明るい部分の明暗差を意味します。
この比率が高いほど光の明暗がはっきりして鮮やかな映像になります。
数値としてよく用いられるのが、色の最も明るい部分を1,000cd/㎡、最も暗い部分を1cd/㎡とした場合、1,000:1のように対比で表されることが多いです。
例えば、数値は「1,000:1」と「2,000:1」を比較すると、2,000:1の方がくっきりとしたコントラストになります。
ちなみに、今回のETOE Starfishでは、コントラストの公表値はありませんでした。
光量(光の強さ)
プロジェクターの光の量を示すのに、よく「ルーメン(lm)」や「ANSIルーメン(lm)」という言葉が使われます。それぞれの言葉の意味は以下の通りです。
・ルーメン → 光源の明るさ(自社計測値)
・ANSIルーメン → 投影面の明るさ(国際規格)
特に明るい部屋でプロジェクターを使いたい場合には、いろいろな情報サイトや体感として、個人的な見解ですが、4200ルーメンあるいは500ANSIルーメン程度であれば安心できると考えいてます。
今回のETOE Starfishは300ANSIルーメンですので、暗い部屋で見ることを前提とした使用がオススメです。
OSの搭載
プロジェクターにはAndroid OSが搭載されている機種が多く存在する。メリットとしては以下が挙げられる。
・リモコンが1台で済む
・別の端末と繋げる必要がない
他方、OSが搭載されていないプロジェクターでも、「Fire TV Stick」や「Chromecast with Google TV」を繋げることでAmazonプライム・Netflix・YouTubeなども干渉することができる。
さらにコストとしては、後者の方が低く抑えられる場合も多くある。
ポータブル(持ち運びしやすいか)
プロジェクターを「複数の部屋で利用したい方」「中庭で使いたい」「キャンプで使いたい」そういった方だと軽量コンパクトな物を選ぶ必要がある。
また、いろんな場所で使うためにはプロジェクター自体に角度調整機能がついた機種や三脚の上にのせて角度を変えられるようにしておくのがオススメ。
スピーカーの音質
特にプロジェクターをホームシアターのようにして使いたい場合には、本体スピーカーの音質も重要ではないでしょうか?別途、シアターバーを設置するのも良い方法ですが、手軽にプロジェクターだけで映画館気分を味わいたい場合には、プロジェクターのワット数にも気をつけたい。
目安としては、8畳ほどの部屋で1人で音楽を楽しむのであれば5〜10W程度が妥当です。20〜30Wほどだと教室やリビングといった屋内の比較的広い部屋で聴くのにおすすめ。
今回のETOE Starfishは5Wのスピーカーが一台搭載されているので、一人でプロジェクターの近くで視聴するのが基本だと言えます。他方、「Bluetooth」「AUX3.5mm」が利用可能なので、外付け数ピーカーを使うことで、その問題は回避することができます。
解像度は4K対応か?
4KやフルHDなど画像の解像度についても、プロジェクターで話題になるトピックです。
4Kプロジェクターは価格が高く20万円以上することが多いのが現状。個人的にはプロジェクターに解像度を求めすぎる必要はないのかと思っています。本当に画質を求める場合には、現状では、やはり有機ELのテレビに勝るものはありません。
なので、機能の優れたフルHDのプロジェクターを購入することが、対価に対しての満足度が高く、一番コストパフォーマンスが高いと考えます。
ちなみに、今回のETOE Starfishは、フルHD(ネイティブ1280 x 720P)対応なので解像度はミニマルなスペックになっています。
ETOE Starfishの魅力
インテリアに馴染むデザイン性
ETOE Starfishの最初の魅力としてはデジザイン性です。
デザインとしては、ホワイトとグレーを基調とした配色で、ミニマルなルックスになっています。
投影角度を直感的に変えられるデザインで、使い勝手の良さも感じます。インテリアとの親和性の高いプロダクトだと言えるでしょう。
入力出力端子&外観
ETOE Starfishの入力出力端子は、
HDMI / USB / AUX 3.5 mm
の映像入力には2種類の端子がついています。本体にAndroid TVのOSが搭載されていることによって、我が家では入力端子は基本使うことがなかったです。
Android TVのOSは様々なアプリに互換性があるため、サブスクやSNSを視聴する際にも不自由を感じることはなかったです。
優秀なリモコンデザイン
実際に操作をしていてかなり便利に感じたのが、リモコンです。
・音声操作ができる
・マニュアルフォーカスボタン
・SNSへのダイレクトボタン
この辺りが特に便利に感じました。特にYouTubeで動画を検索したい時には、音声検索ができるかできないかでストレス度合いが激変します。
Android TV 11.0搭載は便利
ETOE Starfishは、Android TV11.0が搭載されています。
なので、YouTube・Netflix・Amazonプライムへのアクセスがダイレクトに可能です。Amazonのファイヤースティックを使う必要がないので、
・リモコンが複数なくて良い
という点がかなり好印象でした。
操作性が良い
ETOE Starfishを使用して感動したのが、操作性の良さです。
Android TVが搭載されているせいか、動作はサクサクで動画のサムネイルの読み込みもストレスを感じることはなかったです。
起動速度は?
無段階調整できるヘッド
今回のETOE Starfishは、首を上下に140°回転させることができます。
なので正面はもちろん、天井へ投影したい方にも便利な仕様。
「固定力も十分」で「自由に角度調整できる」点がとても便利に感じました。本体に角度調整する機構があるので、三脚などが不要なのは景観を損なわないのでオススメ。
マニュアルフォーカスが便利
今回は中庭でもETOE Starfishを使ってみました。
我が家の中庭は外壁に凹凸があり、オートフォーカスが効きませんでした。。
しかし、ETOE Starfishにはマニュアルフォーカスボタンがリモコンについているので、手動で微調整ができます。
どうしてもオートフォーカスが効かない環境下では、手動で微調整できることのありがたさを感じました。
小型で持ち運びが便利
ETOE Starfishの魅力は配置の自由度にあります。本体サイズは、「本体サイズ:約23.1×17.4×15.2cm」
・卓上に置いても邪魔にならない
・奥行きの浅い壁にもおける
我が家ではダイニングテーブル・スツールの上に置いてみたりなど、場所を変えてETOE SEAL(エトエセール)をいろいろ試してみました。そんな時に「コンパクトなボディ&ハンドル」の恩恵によって持ち運びが便利で設置の自由度が高いプロジェクターだと感じました。
映像設定は申し分ない
ETOE Starfishは、
・輝度、コントラスト、彩度、シャープネス、色合い
・標準、音楽、映画
・ズームイン/アウト・台形補正、フォーカス補正
などなど基本的な調整は、他のプロジェクターと同様に可能となっています。
設置場所によっては、コントラストや輝度も変えたいケースもあるので、この辺りの調整が可能なのは個人的にマストだと考えています。
画面の縮小が可能
ETOE Starfishの便利機能としては、画面の縮小が50〜100%で可能です。
我が家ではダイニングでプロジェクターを使う際に、壁の限られた範囲で投影することになるので、投影距離を変えずに縮小調整できるのはかなりありがたいです。
自動補正が便利
ETOE Starfishは
「自動で台形補正」
「自動でピントの調整」
を素早く行ってくれます。特に場所を変えてプロジェクターを使うことが多い方だとこれはかなり便利な機能。補正の速度も早くこの部分でストレスを感じることはなかったです。
5Wのスピーカーはミニマルな印象
ETOE Starfishは、5Wの出力のスピーカーが配置されています。個人的な感想としては、一人で視聴するプロジェクターとしては十分です。他方、「複数人でリビングで視聴したい」「音質にこだわりたい」という方ですと、外付けスピーカーで視聴することをオススメします。
ちなみに、音量を上げた時にも音割れすることもなく優秀な印象がありますた。
購入前のチェックポイント
ここからは、ETOE Starfishを使い込んでみて、購入前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。また、プロジェクターを購入する前に一般的に気になるだろうポイントも一緒に解説します。
昼間でも室内で使える光量か?
昼間でも使える光量は諸説あります。
特に重要にしていただきたいのが、この観点でもANSIルーメンです。目安としては、
・300NASIルーメン
ちなみに、今回のETOE SEAL(エトエセール)は300ANSIルーメンとなっています。「体感としては、暗い室内で使うもの」。
昼間でもカーテンを閉めたり、我が家のように日当たりが悪い部屋があるようでしたら十分使えますが、日光がしっかり入ってくる部屋での仕様はちょっと画面のコントラストが低く見えてみずらいかと思います。
ファンの音は気にならない
プロジェクターを選ぶ観点の一つに、ファンの音量があります。映像を流していない状態ではファンの音は聞こえますが、映像を流した状態でそれが気になることはなかったです。
よほどプロジェクターの近くで鑑賞しない限りはフォンの音は気にならないのかなというのが感想です。
リモコンの操作性は早い
前述のとおり、一度基本設定するとETOE Starfishのリモコン自体はほとんど操作していません。しかし、リモコン自体はBluetoothで本体と接続しておりレスポンスはかなりよく感じました。この辺りの操作感が良いとプロダクトの作りがしっかりしているんだなという印象があります。
距離感がある場合はサブスピーカー
ETOE Starfishのスピーカーは、本体に5Wの出力のモノを搭載しています。プロジェクターの近く(3m程度)で視聴する場合には、音量は十分だと感じました。
しかし、3m以上離れている場合にはスピーカーのパワー不足を感じたのも確かです。広い部屋で視聴する場合には、Bluetoothなどで接続する高出力のスピーカーを用意するとより良い映像体験となるでしょう。
ケーブルの長さ
ETOE Starfishの電源コードの長さは、150cmのダイニングテーブルですと天板に乗せた状態で、反対の床コンセントまで届きました。しかし、決して長いコンセントが同封されているので、天吊りなど電源からプロジェクターが遠い場合には延長コードを用意するなど対策がかと思います。
〜まとめ〜
ETOE Starfishは、いかがだったでしょうか。
デザイン性の良いプロジェクターとして、特に最初の一台としてオススメのプロジェクターとなっていました。我が家では毎日使っているプロジェクターですが、生活スタイルと馴染むかは人それぞれ。まず、プロジェクターのある生活をしてみたいと思っている方には今回のプロジェクターは「価格」「基本スペック」「デザイン」「使いやすさの点」でオススメです。