今回は、カジュアルなルックスで「持ち運びも簡単」なプロジェクター【YABER(ヤーバー) T2】をレビューします。バッテリー内蔵のポータブルのプロジェクターで「電池寿命は2.5時間」と映画を視聴することも可能なハイスペックなプロジェクターとなっていました。
YABER T2は買いか?
結論は「機能全部盛りのポータブルプロジェクターとしては買い」
実際に使用してみて感じたことは、「レーザーに拘らずLED光源」で良いと考えている方だとかなりオススメの選択肢です。
・インテリアとして評価できるデザイン性
・操作・台形補正の安定感
・優秀なスピーカー
・コンパクト設計が最高
詳細は以下で解説します。
YABER T2の基本スペック
こちらが、YABER T2の基本スペックです。特に注目な点が、以下のポイントです。実際にし異様して感じた実力は後述でご説明します。印象としては、LED光源のハイスペックプロジェクターがポータブル化しているようなスペックになっています。
光源:LED
光量:450 ANSI Lumens
解像度:1080P
画面サイズ:40″-120″インチ
オートフォーカス:○
自動台形補正:○
バッテリー:動画再生(2.5h)、音声再生(18h)
ドングルOS:Google TV
端子:USB 2.0 × 1, HDMI × 1, Audio Out × 1, RJ45 × 1
サイズ:165 × 140 × 290mm
重量:2.5kg
価格:
ライバルとの比較
今回のプロジェクターのライバルとしては、「ANKERのNebula Capsule 3」「JMGO PicoFlix」などが連想されます。
「輝度」「スピーカー」「バッテリー」にそれぞれ違いがあり、そこが比較対象になるかもしれません。
特に「JMGO PicoFlix」とは、スペックが近しいです。これは我が家で比較してみた映像です。画像では伝わらないかもしれませんが、YABER T2は同じ輝度ですが、「明るさ」「高精細」な部分はワンランク上だと感じました。
設置方法は?
YABER T2には本体のハンドルがついており、それがスタンドの代わりになります。本体の構造が直感的に角度調整に使えるのは良いポイントでした。
〜本体を自由自在に角度調整できる〜
〜三脚や天井固定も可能〜
本体のルックス
本体はマットなグレージュになっており、「可愛らしい印象」です。
カジュアルにプロジェクターを楽しみたい。あるいは、キャンプのシーンでもマッチしそうなルックスになっています。
〜ボタン操作は?〜
本体には上部に電源ボタンがついているシンプルな作りになっています。画像や音声の調整はリモコンで行う形になります。
〜端子の種類は?〜
端子は、「HDMI」「USB」の映像入力端子がそれぞれ1つずつです。音声の出力は、3.5mmイヤホンジャック、加えてLAN端子までついているのはかなり珍しいです。有線でネットに接続することでより安定した視聴が楽しめるでしょう。OS搭載のプロジェクターなので端子類は、十分と言えるでしょう。
〜ドングルのルックス〜
ドングルは本体にぶら下がるように設置することができます。付属のL型コネクタがついており、デザイン・カラーも本体と統一感があります。
yaber(ヤーバー)は?
2018年に誕生した中国のプロジェクターブランドです。
「デザイン性」「画質」「音質」全てにおいてバランスが取れた製品を発信しています。Amazonなどで安価に発売しているプロジェクターとは、全く別のワンランク上のクオリティのプロジェクターブランドだと言えます。
YABER T2の魅力
ここからは、実際にYABER T2を使ってみて感じた魅力をご紹介します。
投影面を直感的に変えられる構造
YABER T2のルックス面での特徴は、「ボックスにハンドルがついている形状」。
ポータブルのプロジェクターとしては、とても機能的な形状だと感じました。ハンドルがついていることで「移動しやすい」というメリットがありますし、「角度を直感的に変えられる」という特徴があります。
専用ドングル
YABER T2には、専用のドングルが用意されており別に購入することができます。これには色々とメリットがあります。
・L型コネクタで場所を取らずに接続できる
・本体と一体感のあるカラー
・ドングル側のリモコンだけで操作ができる(電源・設定・アプリ操作)
これはOSを搭載しているプロジェクターのように使えました。
カジュアルなルックス
YABER T2のデザインの特徴は、カジュアルで可愛らしいルックスであること。
〜レザーチックなハンドル〜
〜グレージュをベースとしたカラー〜
こちらはトレンド感のあるカラーでアウトドアシーンにもマッチする印象があります。
リアルタイム映像補正
YABER T2は、基本スペックが高く「オートフォーカス」「自動台形補正」の機能がついています。
プロジェクターの角度を変えると、数秒で画像を補正してくれます。
「精度・速度」は申し分ないクオリティだと感じました。
最大2.5時間の大容量バッテリー
YABER T2のバッテリーの持続時間は、2.5時間となっています。これは映画を余裕で1本であれば見れる程度なので十分な容量だと言えます。
ハイスペックなのに10万円以内
様々なプロジェクターをレビューしてきましたが、スペック上はYABER T2は弱点がないポータブルプロジェクターだと感じました。なのに、価格が10万円以下ということでスペックからするコストパフォーマンスはかなり高いと感じます。
気になる機能を紹介
続いて消してみて、購入前に把握しておくべきポイントをご紹介します。
画面の拡大・縮小は?
画面の縮小はかなり細かく調整ができる点はGood。再度、起動した時にも設定が引き継がれるようで、据え置きでプロジェクターを使いたい方にもオススメなポイントです。。
起動の速さは?
起動の速さを計測したところ、45〜50秒程度でした。これは他のプロジェクターと同程度といった感じ。プロジェクターの使用に慣れていない場合には遅く感じるかもしれません。
他方、我が家では毎日プロジェクターを使用していますが、この起動速度に関してはストレスに感じたことはないです。
他方、一度起動してしまってその後電源ボタンを入り、切りを繰り返す場合には、スリープモードに入っているのか、起動はほぼ0秒です。
リモコンの操作性は?
リモコンの操作性は俊敏な印象です。この辺りの部分でストレスに感じる部分はなかったです。
ボタン操作のレスポンスも良いですし、長押しした時のスクロール速度も機敏でした。
投影方法の保存は?
投影方法には、「正面」「天井吊り下げ」など一通り揃っています。これらの設定は一旦電源を切っても引き継がれる仕様になっていました。
スピカー出力は?
YABER T2には、5wのスピーカーが2個搭載されています。今まで様々なプロジェクターを使ってきましたが、「音質にこだわりたい場合には外部スピーカー」と結論づけていました。
今回のYABER T2については、プロジェクターの近くで視聴する場合には十分な「音量」「音質」「音圧」だと感じました。正直、今まで使ってきたポータブルのプロジェクターの中では群を抜いて音質が抜群に良かったです。
これは、世界的に有名なアメリカの音響機器ブランドのクオリティの高さを感じました。
他方、広い部屋(例えば、我が家の20畳のLDK)や屋外で使いたい場合には、外部スピーカーを使わないと「音量が足りない」と言うことを感じるかなといった印象です。
Google TV搭載で様々なアプリにアクセスできる
JMGO PicoFlixには、Google TVが搭載されており、大抵のアプリは使えるようになっています。「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」はもちろん、Google TV対応のアプリであれば使用することができるので、この点で困る人はほとんどいないでしょう。
操作性抜群のリモコン
リモコンはBluetoothで本体と接続するので、方向を気にしなくて良いというメリットを感じました。また、本体には「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」へダイレクトにアクセスできるボタンが配置されており個人的には完璧な仕様になっていると感じました。
昼間でも使えるプロジェクターか?
JMGO PicoFlixは、「条件付きで昼間使えるプロジェクター」といった印象です。
カーテンを閉めてある程度暗い部屋であれば、昼間でも十分使えるといった感想です。
レーザープロジェクターではないが画質は?
最後に、レーザープロジェクターとの比較をしてみました。これは、比較すべきではないと言う方もいるかもしれませんが、どの程度の違いがあるのかを体感したくて比較をしてみました。
結果としては、「比較するともちろんレーザーの方が明るくて発色がしっかりしている」といった印象です。他方、JMGO PicoFlixのLED光源も十分見応えのあるものだとも感じました。
なので、たいていの方にとってはJMGO PicoFlixの画質で十分だと感じるでしょう。
〜JMGO PicoFlix〜
〜レーザープロジェクター(650ANSIルーメン)〜
まとめ
今回はJMGO PicoFlixをご紹介させていただきました。JMGO PicoFlixはポータブルのプロジェクターの完成系といっても良い欠点の少ないプロジェクターと言って良いでしょう。
商品が気になる方は是非以下からチェックしてみてください。