今回は、「JMGO PicoFlix(ピコフリックス)」ポータブルプロジェクターをご紹介します。3色レーザーで有名なJMGOが発売した「JMGO PicoFlix」は「Netflix」「Google TV」内蔵で、高輝度の美しいプロジェクターでした。
JMGO PicoFlixは買いか?
結論は「機能全部盛りのポータブルプロジェクターとしては買い」
実際に使用してみて感じたことは、「レーザーに拘らずLED光源」で良いと考えている方だとかなりオススメの選択肢です。
・インテリアとして評価できるデザイン性
・操作・台形補正の安定感
・優秀なスピーカー
・コンパクト設計が最高
詳細は以下で解説します。
JMGO PicoFlixの基本スペック
こちらが、JMGO PicoFlixの基本スペックです。特に注目な点が、以下のポイントです。実際にし異様して感じた実力は後述でご説明します。印象としては、LED光源のハイスペックプロジェクターがポータブル化しているようなスペックになっています。
光源:LED
明るさ:450ANSIルーメン
オートフォーカス:○
自動台形補正:○
スピーカー:5W×2台
OS:Google TV
バッテリー:ECOモード4.5時間
重量:1.3kg
ライバルとの比較
今回のプロジェクターのライバルとしては、ANKERのNebula Capsule 3が連想されます。
JMGO PicoFlixの「輝度」「スピーカー」「バッテリー」がいずれも優れており、その分価格が2万円ほど高いという違いがあります。
輝度の違いが特に顕著なので、少し明るい状態でもプロジェクターを使いたい場合には、JMGO PicoFlixの方が良い選択肢と言えるでしょう。
設置方法は?
本体に水平を取るための土台が設置されています。そこを軸として、「−15°〜+112°」で調整することができます。
〜天井投影可能〜
〜三脚や天井固定も可能〜
本体のルックス
本体は円柱の形状になっています。縦に走るラインがマットな質感で価格相応の高級感がある見た目になっています。
〜ボタン操作は?〜
ボタンは電源ボタンのみ付いておりとてもシンプルな設計です。電源の横にUSB-Cの電源端子と充電残量がわかるインジケータが付いています。
〜端子の種類は?〜
入力端子は、「HDMI」「USB」がそれぞれ1つずつです。OS搭載のプロジェクターなので十分と言えるでしょう。
JMGOとは?
2011年の設立以来、JMGO(ジェイエムゴー)はビジュアルソリューションのリーディングカンパニーとして、Android搭載のを搭載した業界初のLEDスマートホームプロジェクターを発売してきた。
現在、JMGOは500人以上の開発チームを持ち、400以上の特許とデザイン賞を獲得。
JMGO PicoFlixの魅力
ここからは、実際にJMGO PicoFlixを使ってみて感じた魅力をご紹介します。
投影面を直感的に変えられる円柱型
円柱型の本体を捻ることによって投影の方向を縦軸に直感的に調整できます。JMGOブランドらしく形状の工夫で操作性を高くしているデザイン性を感じます。
天井投影できる
プロジェクターの天井投影は、根強くニーズが高い部分です。我が家でもベッドの上で天井投影して映画を楽しんでみましたが、新しい視聴体験だと感じました。
スピーカーのようなカジュアルなルックス
JMGO PicoFlixは、ルックスとしてはカジュアルな印象でした。キャンプやレジャーに合いそうな見た目で、無彩色の円柱型なのでインテリア目線でも部屋に馴染みやすいデザインとなっています。
リアルタイム映像補正
JMGO PicoFlixはリアルタイムで、「オートフォーカス」「台形補正」を行なってくれます。オートフォーカスを投影の位置を変えて、おおよそ1秒程度で調整されている印象でした。特に台形補正はシームレスに連続的に行なってくれるので、補正されていることに気づかないぐらいのスピード感です。
最大4.5時間の大容量バッテリー
JMGO PicoFlixは10000mAhの大容量バッテリーで、映画を2本見れるぐらいの長寿命なのも安心して使えるポイントです。
ハイスペックなのに10万円以内
JMGO PicoFlixはスペック的には、欠点がない全部盛りのプロジェクターです。
それでいて、スペックだけでは分からない「画質の良さ」「操作性の良さ」と言うのがついてきて、10万円を切っているのがすごいです。
気になる機能を紹介
続いて消してみて、購入前に把握しておくべきポイントをご紹介します。
画面の拡大・縮小は?
画面の縮小はかなり細かく調整ができる点はGood。他方、画面の縮小をしても再度起動した時にデフォルトに戻ってしまうのが残念なポイントでした。
起動の速さは?
起動の速さを計測したところ、45〜50秒程度でした。これは他のプロジェクターと同程度といった感じ。プロジェクターの使用に慣れていない場合には遅く感じるかもしれません。
他方、一度起動してしまってその後電源ボタンを入り、切りを繰り返す場合には、スリープモードに入っているのか、起動はほぼ0秒です。
リモコンの操作性は?
リモコンの操作性はJMGOらしい俊敏な印象です。この辺りの部分でストレスに感じる部分はなかったです。
投影方法の保存は?
投影方法には、「正面」「天井吊り下げ」など一通り揃っています。これらの設定は一旦電源を切っても引き継がれる仕様になっていました。
スピカー出力は?
JMGO PicoFlixには、5wのスピーカーが2個搭載されています。今まで様々なプロジェクターを使ってきましたが、「音質にこだわりたい場合には外部スピーカー」と結論づけていました。
今回のJMGO PicoFlixについては、プロジェクターの近くで視聴する場合には十分な「音量」「音質」「音圧」だと感じました。
他方、広い部屋や屋外で使いたい場合には、外部スピーカーを使わないと「音量が足りない」と言うことを感じるかなといった印象です。
Google TV搭載で様々なアプリにアクセスできる
JMGO PicoFlixには、Google TVが搭載されており、大抵のアプリは使えるようになっています。「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」はもちろん、Google TV対応のアプリであれば使用することができるので、この点で困る人はほとんどいないでしょう。
操作性抜群のリモコン
リモコンはBluetoothで本体と接続するので、方向を気にしなくて良いというメリットを感じました。また、本体には「Netflix」「Amazonプライム」「Youtube」へダイレクトにアクセスできるボタンが配置されており個人的には完璧な仕様になっていると感じました。
昼間でも使えるプロジェクターか?
JMGO PicoFlixは、「条件付きで昼間使えるプロジェクター」といった印象です。
カーテンを閉めてある程度暗い部屋であれば、昼間でも十分使えるといった感想です。
レーザープロジェクターではないが画質は?
最後に、レーザープロジェクターとの比較をしてみました。これは、比較すべきではないと言う方もいるかもしれませんが、どの程度の違いがあるのかを体感したくて比較をしてみました。
結果としては、「比較するともちろんレーザーの方が明るくて発色がしっかりしている」といった印象です。他方、JMGO PicoFlixのLED光源も十分見応えのあるものだとも感じました。
なので、たいていの方にとってはJMGO PicoFlixの画質で十分だと感じるでしょう。
〜JMGO PicoFlix〜
〜レーザープロジェクター(650ANSIルーメン)〜
まとめ
今回はJMGO PicoFlixをご紹介させていただきました。JMGO PicoFlixはポータブルのプロジェクターの完成系といっても良い欠点の少ないプロジェクターと言って良いでしょう。
商品が気になる方は是非以下からチェックしてみてください。