今回は人気家具ブランドのsource(ソース)についてご紹介します。source(ソース)は、日本の家具ブランドで「PURO(プーロ)」「Y HOPE(ワイホープ)」「ATTIVO(アティーヴォ)」などコンセプトの異なる家具シリーズが魅力です。
source(ソース)とは?
source(ソース)は、2002年に名古屋で産声を上げた日本の家具ブランドです。
品質・デザインにこだわった家具をトータルで提案するというコンセプトで始まり、現在では「チェア・ソフ・テーブル・ベッドetc」などなど、家具のカテゴリーとしては需実度の高いブランドとなっています。
現在、シリーズは以下の7種類あり今回は青山店でじっくり店員さんと家具をチェックしてきました。
それぞれの家具の魅力や個性について、ご紹介していきます。
・TOCCO(トッコ)
・BIS(ビス)
・SALA(サラ)
・Y HOPE(ワイホープ)
・PURO(プーロ)
・ATTIVO(アティーヴォ)
・STECCATO(ステッカート)
source(ソース)の魅力
それでは、今回source store青山店で様々な家具をチェックして感じたsource(ソース)のブランド全体の魅力をご紹介します。
どんな部屋にも馴染む万能系のデザイン
source(ソース)はシリーズごとに、メインで使用している「樹種・カラー」が異なります。
「オーク材」
「マンゴーウッド」
など「爽やかな明るいブラウン」や「深みのあるカラー」の物まで個性豊かなラインナップになっています。つまり、ブランド全体を通じて様々なインテリアのテイストにマッチする家具が揃っていると感じました。
また、source(ソース)の中でも「マンゴーウッドのミディアムブラウン」が印象的で、中間色のこのカラーは「明るい内装」「深みのある内装」のどちらにも馴染むカラーになっています。
シリーズごとの統一感のある個性
source(ソース)の中には7つのシリーズがあり、それぞれに「樹種」「カラー」「形状」が異なります。
シリーズの中には、チェア・ソファ・キャビネットなどのカテゴリーの家具がラインナップされていますが、それぞれの家具を見ると「樹種」「カラー」「形状」に共通点が感じられます。
また、どのシリーズも「木」をふんだんに使用している点が共通となっています。
長く使っていける作りの良さ
source(ソース)の家具には、長く使ってもらいたいという思いを感じられる部分が垣間見れます。ポイントは2点です。
・長く使っていける作りの良さ
・シリーズは長く販売されており「メンテナンス」「買い足し」などがしやすい
店内の雰囲気
店内は階段を少し下りた高さにあり、窓から木漏れ日が降ってくるような雰囲気になっています。窓にはカーテンがあしらってあったり、「ハウス」的な要素も感じる雰囲気もあります。
source(ソース)の家具は全体的に落ちついた雰囲気があるので、それとの相性の良い空間だと感じました。
植物が多い
店内には、「販売している植物」「ディスプレイ用」の植物が点在しています。エントランスのエバーフレッシュはかなりのサイズ感で、店舗のシンボルツリーのような存在になっていました。
店内を見ているとsource(ソース)葉物系の植物との相性がとても良いなと感じさせてくれます。
雑貨も面白い
source(ソース)の店内には、オブジェ、照明、テーブルウエアなどの雑貨も展示されています。ディスプレイの一部となっており、「インテリアの参考になる」「部屋に飾りたくなる」。そういった、アイテムを探すのも店舗に訪れて楽しいポイントではないでしょうか。
各シリーズの特徴
それでは、source(ソース)の家具シリーズの家具の特徴について見ていきます。ちなみに、今回は青山店に展示されている家具たちをチェックしましたが、展示されているのは、ほんの一部の製品です。
シリーズの他の家具が気になる方は、是非公式ホームページをチェックしてください。
PURO(プーロ)
PURO(プーロ)は、店舗のエントランス近くに配置されており、展示されている家具も多いシリーズになっていました。特徴は以下の通り。
〜マンゴーウッドのミディアムブラウン〜
ナチュラル系や深みのあるカラーの内装の両方に馴染むデザイン。
〜太さを持たせたパーツ構成〜
PURO(プーロ)シリーズの細部を見ると太さを持たせたパーツ構成で「高級感」「落ち着きのある雰囲気」を感じます。
〜立体感のあるデザイン〜
PURO(プーロ)シリーズは形状にも統一感を持たせています。「エッジ部分に段差」を持たせておりそれがデザインにアクセントを加えています。
TOCCO(トッコ)
TOCCO(トッコ)シリーズもマンゴーウッドを主な材料としているシリーズで、PURO(プーロ)よりも「深みのあるカラー」となっていました。PURO(プーロ)が「温もり」を感じるシリーズであるとすれば、TOCCO(トッコ)は「軽快さと落ち着きが両立した」印象がありました。
〜筋交を多用したデザイン〜
TOCCO(トッコ)シリーズの家具の一つの共通点として、「筋交」が垣間見れる点です。「補強」という効果もありますが、すっきりとした太さの筋交によって「軽快さ」がプラスされている印象がありました。
〜シリーズのアイコン〜
TOCCO(トッコ)シリーズには、こちらのようなオーバルが3つ並んだようなアイコンがあしらえてあります。これは、シリーズのアイコンでココナッツを埋め込んでいるそうです。家具・ブランドに愛着が湧くようなデザインの仕組みだと感じました。
〜収納が設けられている〜
source(ソース)のブランドの家具全般に共通している点でもありますが、「収納設けている家具が多い」のが印象的でした。「使い勝手の良さ」「生活をスッキリ見せる」といった配慮で生活に寄り添った家具ブランドだと感じます。
BIS(ビス)
BIS(ビス)はウォールナット材をふんだんに使ったシリーズとなっており、source(ソース)の中でも「一番深みのあるカラー」だと感じたシリーズでした。ウォールナットを使っていたり、脚部が幅を持たせたデザインとなっていますが、「使いやすいサイズ感」「適度な抜け感」を感じるデザインとなっています。
〜脚部に統一感のあるシリーズ〜
BIS(ビス)シリーズは、「脚部が台形」になっており幅を持たせてはいるが軽やかなシルエットになっています。
〜収納家具が優秀〜
収納家具は、「手元を隠す独自の形状」「深さの浅い引き出し」など、かなりこだわりが入ったデザインになっています。これも「生活をスッキリ見せる仕組み」を感じました。
〜ダイニング&リビングの提案〜
テーブルとソファーが組み合わさった配置で、「食事」「寛ぎ」の両方を兼ねる空間を提案しています。バックレストがしっかり厚みがあり「体を預けやすい座り心地」になっていました。
SALA(サラ)
SALA(サラ)はオーク材を使った丸みのあるシルエットが特徴のシリーズです。source(ソース)のブランドの中にこんな雰囲気のシリーズがあったのかと、引き出しの多さを感じさせるシリーズになっていました。
〜オーク材の爽やかな印象〜
やはり、他のシリーズとの違いは「樹種」が一番影響しているなと感じました。温もりのあるナチュラルな雰囲気でインテリアをまとめたい方にはハマってくるデザインではないでしょうか。
〜細部のR加工〜
SALA(サラ)シリーズの魅力の一つが、「曲線美」だと感じました。収納家具の側板が天板より高い位置に設定されており、そこにもR加工が施されています。
〜家具の剛性の高さ〜
source(ソース)の家具全体にいえるのですが、収納家具の剛性がとても高いと感じました。幅の広い引き出しも軽快に引き出せます。これは、「作りの精度」「構造の剛性」が両立している証拠です。長く使っていく家具としての要素もしっかりと感じられました。
Y HOPE(ワイホープ)
Y HOPEはウォールナットの無垢材を主材としており、その木目の美しさを活かした高級感のある造形が特徴です。
Y HOPEの共通ディテールとしては、ソファ肘部やキャビネットの脚、貫などに「半円形の面形」を施しています。軽快感を意識した上に、「筋交いや強いクッション構造」などを取り入れるなど、独特の補強方法で強度面でも問題のないシリーズとなっております。
公式サイト
ATTIVO(アティーヴォ)
ATTIVO(アティーヴォ)とはイタリア語で、「積極的」や「活発」という意味を持ちます。
温かい天然木の表情と、sourceブランドのマテリアルとしては今回初採用となるスチール脚の引き締まったラインにより、緊張感と軽快さを融合したフォルムに仕上げられています。
「仕事も趣味」も本気で楽しむことができる大人・ファミリーへ、スマートでユニークなインテリアライフを送っていただきたい。そんな私たちの想いを、このATTIVOを通じて発信していきます。
STECCATO(ステッカート)
STECCATO(ステッカート)は、ホームページには掲載のないシリーズの家具で、展示に関しても撮影時点では青山店限定となっていました。「ヒッコリー」という聞き馴染みのない樹種を使っており、それによって、この脚部が細いシルエットを可能にしています。
「ヒッコリー」は、その硬さから加工が難しくなかなか素材として資料するブランドを見かけませんが、source(ソース)では技術力の高さをいたして、新しいデザインに挑戦していると感じました。
〜剣のような脚部〜
STECCATO(ステッカート)シリーズのシルエットの特徴は、「囲い」のような面を活かしたデザインと、「剣」のように薄い脚部です。見た目としては、強度は大丈夫か心配になりましたが、座って見ると十分な剛性の高さを感じました。
〜source(ソース)らしさを感じるカラー〜
「ヒッコリー」は優雅で艶のある節目が印象的でした。source(ソース)らしいミディアムブラウンでまとめたカラーは、北欧やヴィンテージ家具との親和性も高いと感じます。
〜程よいフェザーのクション〜
source(ソース)の家具前半に言えますが、フェザーを使ったクッションが多く適度なラフさを感じさせます。体あたりもよく、包み込むように感覚を得られつつ、沈み込みがそこまで深くない適度な作りだと感じました。
まとめ
今回は人気家具ブランドのsource(ソース)についてご紹介します。source(ソース)は、日本の家具ブランドで「PURO(プーロ)」「Y HOPE(ワイホープ)」「ATTIVO(アティーヴォ)」などコンセプトの異なる家具シリーズが魅力です。