プロジェクターのポテンシャルを最大限に発揮する「美しく投影」「高音質」が可能となるJMGO Liberty52。今回はJMGOから新たに発売されたスピーカー内蔵スクリーンの「JMGO Liberty52」をご紹介します。
JMGOとは?
2011年の設立以来、JMGO(ジェイエムゴー)はビジュアルソリューションのリーディングカンパニーとして、Android搭載のを搭載した業界初のLEDスマートホームプロジェクターを発売してきた。
現在、JMGOは500人以上の開発チームを持ち、400以上の特許とデザイン賞を獲得。
基本スペック
今回のLiberty52(リバティ52)は、 BloomsBury Lab(ブルームスベリー・ラボ)が手掛けるスクリーンで、こちらのブランドは日本ではTOHOシネマで使われています。スペック表では分からない部分ですが、まさに「高音質」&「映像美」で、映画館クオリティが自宅で楽しめる商品になっていました。
JMGO Liberty52は、基本的にBluetooth接続してサウンドを出力する形式になっています。同時接続は1台のみで、他の機器に接続したい場合には繋げているデバイスとの接続をいったん解除する必要があります。
●商品名:Liberty52(リバティ52)
●製品サイズ:(W)1195×(H)1330~1180×(D)300(mm)
●スクリーンサイズ:52インチ(1155×650(mm))
●アスペクト比:16:9
●重量:約11kg
●スピーカー構成:2.0ch
●デジタルアンプ:20W×2基
●周波数範囲:20~20000Hz
●Bluetooth:5.0
●電源:AC100V/50-60Hz
内容物&組み立て
内容物は、
・スクリーン
・配線
・スタンドetc
スクリーンは約10kgあるので力がない方や女性だと一人で固定はオススメしません。
JMGO Liberty52はどんな人にオススメ
移動式のプロジェクタースクリーンが欲しい
フレーム幅が約120cmで奥行きが約20cm程度の場所に設置ができる。
〜壁近くに設置しても奥行きが出ない〜
〜部屋の中央に配置してもインテリアの邪魔をしない〜
高音質のホームシアターが欲しい
JMGO Liberty52は、スクリーン背面に高音質なスピーカーが設置されています。今回のJMGO Liberty52は、合計で40Wの出力のスピーカーを搭載しています。音量・音圧として20畳程度の大きな部屋でも十分だと感じました。
小さな出力のスピーカーで音を出している時の物足りなさが全くなく、ホームシアターとしての機能も十分だと感じました。
インテリアに馴染むスクリーンが欲しい
JMGO Liberty52は、デザイン性の高さも評価されており、「IFデザイン賞2024」を獲得しています。
「イーゼル型の土台がスタイリッシュで抜け感のあるデザイン」になっています。
カラーはマット系のグレイを中心に配色されており、スクリーンはガラスで囲われているのもデザインのポイント。
全体的にスタイリッシュで高級感のあるデザインになっています。
JMGO Liberty52の特徴
JMGO Liberty52の魅力や特徴について、実際に使用してみて感じた部分をご紹介します。
JMOG PicoFlixとの相性が抜群
今回のJMGO Liberty52は「移動ができるスクリーン」というのがプロダクトの大きな特徴です。それを最大限活かしてくれるのが、「ポータブルプロジェクター」になります。
以前、別動画でご紹介したJMOG PicoFlixと今回は一緒に使ってみましたが、JMGO Liberty52の可能性を最大限引き出してくれると感じました。「プロジェクター&スクリーン」が両方とも配置の自由度が高いことが移動のフレキブルさを提供してくれます。
また、今回のプロジェクタースクリーンはスピーカー内蔵というのが売りですが、例えば配線がないような場所に時より設置したいといった場合には、「高性能なスクリーン」のみの機能として音声はプロジェクターで出力するといったパターンもありなのかなと感じました。
インテリアとの親和性
前述の通りインテリアのとの親和性の高さがJMGO Liberty52の魅力です。
カラーが無彩色のグレーを中心に配色されているので、比較的どんなインテリアにも馴染みやすいというのがメリットだと言えます。
スイッチデザインがオシャレ
スイッチ部はこのようになっており「電源」「Bluetooth」のスイッチにはトグルスイッチが採用されています。その他のボリューム部分には、回転型のスイッチが採用されています。
この部分もスタイリッシュで、音響系の機材の雰囲気を感じさせます。細かな部分まで妥協のないデザイン性の高さを感じました。
音質を細かく調整できる
本体には、イコライザーがついており細かく音質を調整することができます。
特に「BASS」を調整することで低音域の音圧が調整できます。なので、まるでウーハーを別に用意しているかのような迫力のある音質にすることもできます。
配置の自由度が高い
JMGO Liberty52は、どこにでも配置できるスクリーンとして活躍してくれます。
〜壁にピッタリ近づけたパターンの配置〜
壁から約20cm程度で設置することができます。本体は壁から10cm程度離れた状態で設置
〜部屋の中央に配置〜
薄型の設計のため例えばスクリーンの背後が動線だった場合にも設置しやすいというメリットを感じました。
映像から音が聞こえる感覚
JMGO Liberty52は、映画館のスクリーンのミニチュア版のような構造をしており、スクリーンの背面全体にスピーカーが配置されています。映像から音が聞こえるという点が、視聴体験として素晴らしいなと感じました。
これは天吊りスクリーンなどでは、別途ホームシアターを用意しないと実現できない部分を一つの製品で可能にしてくれています。
40Wの高音質スピーカー
今回のJMGO Liberty52は、合計で40Wの出力のスピーカーを搭載しています。音量・音圧として20畳程度の大きな部屋でも十分だと感じました。
小さな出力のスピーカーで音を出している時の物足りなさが全くなく、ホームシアターとしての機能も十分だと感じました。
より美しく投影する技術
JMGO Liberty52のスクリーンは、グレー色をした少しざらつき感のある質感をしています。
これによってホワイトのスクリーンよりも「より鮮やかに」「ブラックはより締まって」カラーを表現しています。
夜間は申し分ないクオリティでしたが、昼間投影した場合には正面からはすごく綺麗だが、日中は角度がつくと少しぼやけている印象があった。これはおそらくプロジェクター自体の能力に依存する点かと思われます。
Bloomsbury Lab(ブルームズベリーラボ)のクオリティ
Bloomsbury Lab(ブルームズベリーラボ)は日本ではTOHOシネマズのスクリーンを手がけているスクリーンメーカーです。世界中で13,000箇所の映画館のスクリーンに使用されるほど信頼がおかれているメーカーで今回はそのクオリティの素晴らしさを感じました。
背面がファブリック仕上げ
JMGO Liberty52は、背面から見るとグレーのファイブリック仕上げになっています。質感としては、しっかり厚みのある張り生地で高級感を感じさせる印象となっていました。
高さ調整
モニターの下の部分の高さで、50〜70cmで高さ調整が可能。
購入前の留意点
配線の長さ
配線の長さは底面のアダプターに配線を接続して3m程度ありました。中間部にACアダプターもあるので「配線処理」「配線の延長」など工夫が必要な場合もあるでしょう。
我が家ではスツールの裏に配線を隠したりなどしてみました。目隠しになる家具・アートなどがあると良いかもしれません。
サイズが52インチ
今回の、JMGO Liberty52はスクリーンサイズが52インチになっています。プロジェクターの投影面としては比較的コンパクトだと言えるでしょう。
例えば、
「部屋が広くないので小さな画面領域でも大丈夫」
「テレビライクな使い方がしたい」といった方にはちょうど良い画面サイズかもしれません。
転倒防止
本体は細いフレームスタンドの上に約10kgのモニターが乗っています。なので、比較的重心が上の方にあると言えるでしょう。壁に近い位置で設置する場合には「転倒防止」として、壁と紐などで固定すると安心かもしれません。
部屋の中央に配置する場合にも周囲の状況をよくチェックしておくことをオススメします。
まとめ
Morus V6はいかがだったでしょうか?
「吸引式」「170ml大容量タンク」「片手操作可能」の3点がやはり画期的な製品だと感じました。製品が気になる方は以下の概要欄からチェックしてみてください。