今回は、Ligne roset / リーン・ロゼの「ROSETTogo(ロゼトーゴ)」について、「何故最近人気なのか?」「魅力・特徴」をYUKICH NO HOME目線で以下の点を解説していきます。
・人気が急上昇しすぎではないか?
・何故、そんなに人気になったのか?
Ligne roset / リーン・ロゼとは?
『ligne roset』の『ligne(リーン)』とはコレクション、『roset』(ロゼ)とは創設者の名前となっています。ligne roset とは、”ロゼコレクション”という意味です。
1860 年、リーン・ロゼ社は、フランス・リヨン郊外のブリオードで誕生しました。
現在リーン・ロゼに携わるデザイナーは約 100 名。ソファ・キャビネット家具のほか、ダイニング・照明・ラグ・アクセサリーに至るまで、トータルに提案し続けており、洗練されたデザインのみならず、毎年発表される多彩な生地・カラーバリエーションによる豊富なラインナップは、世界各国で人気となっています。
今日では、フランス有数の国際ブランドとして、世界 67 ヶ国、700 店舗の販売拠点を有し、日本でも東京(六本木・銀座・新宿)、山梨(甲府)、愛知(名古屋)大阪(心斎橋)、福岡(博多)の 7店舗を展開しています。
代表的なプロダクト
続いてligne roset(リーンロゼ)の代表的なプロダクト(製品)をご紹介します。今回ご紹介するROSETTogo(ロゼトーゴ)以外にも注目すべきアイテムを厳選しました。
ROSETBrigantin / ロゼブリガンタン
こちらは、ROSETBrigantin / ロゼブリガンタン。
・帆船の帆をイメージしたソファ
・アームレスト部分が上に向かって外に広がる形状
・サイズは1P〜3Pとオットマン(パフ)が用意されています
・包み込むような形状の優雅なスタイルのソファ
価格:17,930円
サイズ:1P〜3P・パフ(オットマン)
ROSETPrado / ロゼプラド
ROSETPrado / ロゼプラドは、人の生活や行動の研究から始め、新しいライフスタイルを提案することをコンセプトにしたデザインになっています。
・背クッションと本体(座面)はセパレートになっている
・背クッションは底面に滑り止めがついているため、座面に置いても床に置いても良い
・本体(座面)はシングルサイズのベッドとしても使用可能
・背クッションは1つでも2つでも自由に配置でき、背クッションの置き方によってソファにもカウチにもなる
価格:269,500円
サイズ:1P〜3P・円形オットマン・背クッション
ROSETCalin / ロゼカラン
ROSETCalin / ロゼカランは長年愛されてきたいロングセラーで、座と背にフェザーピローを敷いた形のデザインが魅力的なコレクションです。
・”CALIN”はフランス語で抱き合うという意味で、2人が心地よくリラックスして欲しいという願いが込められています。
・座面のソフトな感触は、最高のくつろぎが得られるソファ
・「取り外し可能なカバーリングタイプ」と「張り込みタイプ」がラインナップ
・背もたれはリクライニング機能付き
価格:209,000円
サイズ:1P〜2P・パフ(オットマン)
ROSETTogo(ロゼトーゴ)の特徴
ROSETTogo(ロゼトーゴ)はリーン・ロゼのアイコンともいえるベストセラーソファです。
リーン・ロゼのソファ、トーゴはフランス リヨン生まれの家具デザイナーであるミッシェル・デュカロワによる作品で、リーン・ロゼのブランド設立と同じ1973年に発売されました。つまり、デザインされたのが約50年も前(2024年時点)になります。
50年経った現在でもベストセラーで、SNSで話題となっているほどです。
これまでに世界約70か国で150万台も販売された実績があります。
デザイン面
トーゴの魅力はまずその「唯一無二のデザイン性」にあります。
個性的ながらどんな空間にもすんなりと溶け込むソファだからこそ、世代を超えて多くの人に選ばれているといえます。
・ロースタイルが適度なカジュアル感を演出
・他にはない塊感のある形状
・空間に圧迫感を出さないデザイン
・ファブリックのみで構成されテクスチャーを感じやすい
「豪華な邸宅」「日本の狭小住宅」「和室」まで、そのロースタイル故に様々な空間にマッチします。
SNSで話題のトーゴですが、実にさまざまな場所で使用されていることがわかります。
上質と洗練が融合するデザインだからこそ、モダンな空間にもクラシックな空間にも似合うのです。
サイズ・バリエーション
トーゴには1人掛け、2人掛け、3人掛けのほか、肘付きのソファやコーナー用、キッズ用のミニなどのラインナップがあります。
・サイズパターンが豊富で組み合わせて大きなソファとして使える
・ミニマルなサイズは日本の住宅にも対応できる
カラー展開が豊富
リーン・ロゼにはカラーバリエーションも含めると200種類を超える取り扱い生地があります。
トーゴはボディーカラーによっても表情を変えるので、自分ならではの一脚が手に入ります。
・生地ランクだけで10種類以上
・生地ランクごとに様々なカラーバリエーションがある
軽くて移動が簡単
ROSETTogo(ロゼトーゴ)は、1Pで約10kg、3Pで約19kgとなっています。これはソファの重量としてはかなり軽量です。
実際にソファーを持ち上げてみると、その軽さにビックリします。
・レイアウトを変更するのも苦でない
・掃除の時に少し動かすのも簡単
どんな生活スタイルに方に最適?
ROSETTogo(ロゼトーゴ)は、どんな生活スタイルにあっているのか?それを形状から見えてくる特徴と絡めて考察してみます。
・ソファ周りにラグを敷いてラフなスタイルを演出したい
・ソファに深く座りゆったりしたスタイルを好む
・塊感のあるオブジェが好き
・センターテーブルとで作業や食事をしたい
・床に近い生活を好まない
・「木」を多用した家具でインテリアが構成されている
ROSETTogo(ロゼトーゴ)がなぜ人気急上昇しているのか?
「ROSETTogo(ロゼトーゴ)が何故近年、人気が急上昇しているのか?」
実際にligne roset(リーンロゼ)の方にお話を聞く機会が何度かあったのですが、ブランド自体が新たにブランディングを変えたり、広告を多く打ち出していることはないそうです。他方、最近は若年層が購入することが増えたとおっしゃっていました。
ここから推測するにInstagramの効果が大きいと考えられます。世界的にも人気のあるインスタグラマーがROSETTogo(ロゼトーゴ)を取り入れたことでヒットに拍車をかけたのではないでしょうか?
〜thestackedstore〜
〜eunes.home〜
〜sen.style〜
YUKICH NO HOMEが思う魅力
それでは、最後にYUKICH NO HOMEが感じるROSETTogo(ロゼトーゴ)の魅力をご紹介します。
ミッドセンチュリーな雰囲気にマッチする
特にこれは人気が出た理由でもあると考えているのですが、ROSETTogo(ロゼトーゴ)はInstagramを見ていると「ミッドセンチュリー」「ポップな雰囲気のテイスト」で使われているパターンが特に注目されているようです。
この「少し懐かしさを感じる雰囲気」が、現代のリバイバルブームにマッチしているのではないでしょうか?
カジュアル&エレガントの両立
ROSETTogo(ロゼトーゴ)の形状の特徴は以下にあると考えています。
これらは、「ロースタイルでラフに過ごす=カジュアル」「オブジェ感=エレガント」が両立したデザインで、ラフにインテリアを演出したいけど、高級感も出したいというパターンに最適なのだと感じます。
・塊感やオブジェ感のある形状
・クシャッとシワが寄ったデザイン
・ロースタイルで体を包み込むような形状
まとめ
今回はリーンロゼのトーゴを特集しました。気になる方は是非公式ホームページやインスタグラムをチェックしてみてください!