カーテンの種類おしゃれな部屋作り|メリット&デメリットを解説

結論から申し上げると、「ドレープカーテン」も悪くない。と言うことになります。
しかし、今回の記事では「ドレープカーテン以外のブラインド・スクリーン」にすることで、
 ・スッキリした印象が得られる
 ・パブリックな雰囲気になる

こう言ったメリットが主にあると考えられます。


つまり、今回はドレープカーテンを使うのは間違いだ」という趣旨ではなく、インテリア目線で場所にあった適切なカーテン選びを提案したいと思います。
そのためには、
 ・どんな種類のカーテンがあるのか?
 ・そもそも、カーテンって何故必要なの?
といった疑問を解決することが必要です!
記事の中では、シチュエーション別にオシャレな部屋づくり目線での「カーテン選び」、つまり「窓と光」をどのようにコーディネートするのか提案します。
ちなみに、カーテンとは今回の記事では上記の写真のような、ドレープカーテン・あるいはレースカーテンのことを意味する言葉として使います。


ドレープカーテンが何故いらないか?

ドレープカーテンとは?

カーテンと一般的に言った時にそれは大きく分けて以下の2つを意味することが多いのではないでしょうか?
 ・ドレープカーテン
 ・レースカーテン
ドレープカーテンとは、薄手のレースカーテンに対して、厚地の生地で仕立てたカーテンのことを指します。
ドレープ(drape)とは「布が重さで自然に垂れ下がってできた“ヒダ”」という意味で、日本では厚地の布でヒダを作った、厚地カーテンのことを総じてドレープカーテンと呼びます。




ドレープカーテンのメリット

https://lifestylediyer.com/2017/03/20/cement-bowl-diy/

多機能

ドレープカーテンには機能がたくさんあります。インテリア目線とは少し異なりますが「便利」「快適性」にかなり貢献してくれるでしょう。
・遮光
・遮音
・断熱
・UVカット
・花粉カット、抗菌、防臭

耐久性

ドレープカーテンの耐久性はおおよそ10年と言われています。
他のブラインド、ロールスクリーンなどしっかりしたものを購入すればある程度の年数を使っていけますが、機械式のモノはどうしても使用頻度が多いと壊れるのも比較的はやくなります。

洗濯ができる

他のタイプのブラインド、ロールスクリーンなどは機械と一体化しており洗濯ができないモノがあります。
他方、ドレープカーテンは洗濯できるモノが多く衛生的に使えます。
特に、キッチン近くのカーテンは「油汚れ」「匂い」が気になることもあるので、洗濯できるのは大きなメリットだと言えます。

安価に取り入れられる〜

ドレープカーテンは最もスタンダードなタイプのため、流注量も多く「ニトリ」「IKEA」といった家具量販店で安く手に入ることが多いです
また、カーテンの耐久年数を考えると定期的に交換も必要なのでランニングコストも安いと言った点がメリットになります。

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デザインが豊富〜

ドレープカーテンは最も流通量が多く、取り扱っているメーカー・ショップがとても多い。なので、様々なデザインの中から自分の好みのモノを選ぶことができる点が他のタイプと異なる点。





ドレープカーテンのデメリット

メリットが多いドレープカーテンですが、今回はインテリア目線でデメリットとしていくつかの特徴を挙げます。
私が考えるドレープカーテンのデメリットは以下の通り
 ・窓枠が見えない
 ・窓を狭く見せる
 ・壁との一体感に欠ける
 ・パブリック&シンプルな雰囲気に欠ける

窓枠が見えない〜

ドレープカーテンはどうしても窓枠に合わせたサイズ感で作ることが多いです。そのため、窓枠と重なることでガラス部分しか見えなくなります

窓を狭く見せる〜

ドレープカーテンが窓枠を隠すことによって、本来の窓枠の大きさ以上に「窓が狭く見えて」しまいます。
特に、狭小住宅などで少しでも部屋を広く見せたい場合、中庭や外との繋がりを感じさせたい場合にはデメリットとなります。

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壁との一体感に欠ける〜

この点は、コーディネートの意図にもよりますが、ドレープカーテンは天井とカーテンの隙間が発生して、そこがなんとも間抜けしたスペースになってしまうことも。。
特にシンプルインテリアを目指している場合には、カーテンだけ浮いた印象になるとインテリアの完成度が下がってしまうことも。。

パブリック&シンプルな雰囲気に欠ける〜

「シンプルインテリア」とネットで検索するとこちらの写真のように「カーテンがない」あるいは「レースカーテンだけ」の写真が多くヒットするのではないでしょうか。
シンプルインテリアを目指す場合には、ドレープカーテンがマッチしない場合もあります。

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カーテン・ブラインドの意味

続いてはカーテンをつける意味を考えてみたいと思います。
これはドレープカーテンだけではなく、窓を隠す(覆う)モノが何故必要なのかを解説します。
これを知ることで、場所ごとの適切なカーテンやスクリーンの種類を選ぶことができます。

日差しを遮る

カーテンの最も代表的な役割は日差しを遮ること。
特にレースカーテンは透け感があり、「外からは室内が見えない」けど「日差しは適度に遮ってくれる」などメリットがあります。
一方でロールスクリーンなどは、完全にONかOFFかの状態なので、適度に光を遮るのには向いていません。

室内を見せない

こちらもレースカーテンに優位性がある機能です。
レースカーテンは「透け感の度合い」を選ぶことができ、特にミラー機能がついたレースカーテンでは屋外が暗くなり始めてからも透けにくい効果があります。

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また縦型のバーチカルブラインドも羽の角度を調整することで外からの視線を適度に遮る効果があります。例えば、窓に向かって左手に道路がある場合は、羽を道路と反対方向に傾けることで視線を遮ることができます。

日焼け防止

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ドレープやレースカーテンにはUVカット機能をうたったモノがあり効果的に紫外線をカットしてくれます。また、この点は、直射日光を遮る必要性が強い高層階の住宅に住んでいる方に必要な機能ではないでしょうか?

冷暖房効率

特にドレープやレースカーテンでは遮熱効果をうたっているものがあります。
個人的には特に西陽を遮りたい場合、つまり太陽光を遮りたい場合には役に立つと考えています。
それ以外の場合では、現在の住宅はほとんど2層構造のペアガラスで建てられるため、カーテンの断熱性よりも窓ガラスや断熱材、冷暖房器具の方が快適性に効果を発揮するでしょう。

遮音効果

こちらの効果は限定的ですが、遮音性のあるカーテンも販売されています。
個人的に利用したこともありますが、「少し緩和されたかな?」と言った体感でしたので、おまけ程度にメリットがあると言えるかと思います。

埃対策

これは一般的にドレープやレースカーテンのメリットと言えます。
カーテンが埃を付着させるため、埃が立ちにくいと言われていますが、、逆に埃を溜め込むとも言えます。
また、バーチカルブラインドなどは埃が付きにくいので、キレイに保ちやすとも考えられるでしょう。

インテリアの一部

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「窓」は光を取り込み、窓枠しだいで空間の印象が大きく変わります
「カーテン」「ブラインド」は窓を覆うアイテムであり、コーディネートの重要な要素と言えます。
どのような窓枠やカーテン・ブラインドを選択するかで部屋の印象は大きく変わるので、以下のでご紹介するカーテンの種類と見た目、印象の特徴を理解して、おしゃれな窓インテリアを作りましょう


カーテン・ブラインドの種類

ドレープカーテン

https://www.rgdaily.com/

ドレープカーテンは最もスタンダードなカーテン。
ほとんどの場合がレースカーテンと一緒に用いられることが多いです。
インテリア目線では、
 ・麻生地のドレープで韓国インテリアを演出したい
 ・寝室でホテルライクな印象にしたい
こういった場合にオススメ。

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麻生地カーテン〜

麻生地のカーテンは透け感が抜群に美しい
我が家では寝室に利用しているが、早朝の光の入り込みが気に入っています。
韓国インテリアやナチュラルな雰囲気にマッチ
します

ホテルライク〜

ホテルではほとんどの場合にドレープカーテンが用いられているのではないでしょうか?
厚手の光沢感のあるドレープカーテンなどは特にホテルライクな寝室にピッタリ。

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レースカーテン

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レースカーテンは適度な透け感が特徴。
以下の場合にはレースカーテンのみで構成するのもオススメ。
 ・夜間はいない部屋
 ・外からの視線が気にならない部屋

こちらの写真のような清涼感が漂う雰囲気のインテリアに仕上がるので、ぜひ「レースだけ」と言った選択肢にも注目してみてはいかがでしょうか?

ロールスクリーン

https://www.yuui.net/study/screen/detail869
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ロールスクリーンの特徴はとにかく「見た目がスッキリする」ことです。
 ・窓枠を強調させたい
 ・すりガラスなので外からの視線が気にならない
このような場合にはインテリア目線でもオススメ。
我が家でもすりガラスの窓に数箇所つかっています。印象としては「インテリアの邪魔をしない」プレーンなアイテムといった感じです。

調光ロールスクリーン

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こちらはかなり変わり種です。
「透け感がある部分」と「透けない部分」交互に配置されているので、光の調整ができる機能的なモノ。正直、個人的な見解としては、「シマシマ模様が気になる、、」と言った印象を持ってしまいます。
しかし、スッキリした印象で光量を調整できるということで、他のブラインドのタイプにはない機能があるので、そこはオススメできるポイントです!

バーチカルブラインド

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こちらは、「リビングなどで本命」のオススメです。理由は以下の通り。
 ・スッキリした印象
 ・パブリックな印象もある
 ・洗える
 ・光の入り方、影がキレイ

縦型のバーチカルブラインドは、「天井から床までぶら下げることでとってもスッキリした印象」になります。また、商業施設でも使われるのでパブリックな印象もあり、来客が来るスペースにオススメ。

また、洗濯もできます!ちなみに、我が家でもリビングで使っていますが、汚れにくいせいか入居から3年間、洗濯しなくてもキレイなままです。

あとは、光の入り方がとてもキレイ。
光の強弱がハッキリしているので、木漏れ日のよう印象があります。

https://roomclip.jp/photo/vnYz

ブリーツスクリーン

https://blind-mart.com/guide/7515/

こちらもあまり多くは見ないタイプだがとても機能的。
ジャバラになった構造をしており、写真のようにレースのように「半透明な部分」と「遮光部分」の割合を変えることができる。
なので、人目が気になるような窓で、「下の部分は遮光」「上の部分のレースで採光をとる」と言った使いかができる。
生地感をどうするかで、和室にも洋室にも馴染んでくる。

https://blind-mart.com/guide/7515/

構造はこちらのようにジャバラ状になっているシンプルな作りです。

https://www.bicklycurtain.com/c/pleats/

ハニカムスクリーン

出典:LIXIL

こちらも知らない方も多いのではないでしょうか?
構造は違いますが、ブリーツスクリーンと機能としてはほぼ同じと言えます。
見た目の印象としては、スクリーン部分に空洞があるので、「光がより柔らかく感じられる」と言った部分が違いとして挙げられます。
 ・スッキリした印象にしたい
 ・スクリーンがいいがレース(半透明部分)も欲しい

こう言った方にはピッタリだと思います。

ちなみに、構造はこちらのようにスクリーン部分に空間を持たせています。なので、若干の違いだと思いますが、スクリーン系の物の中では遮熱性が一番高いと言われています。

出典:LIXIL

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インテリア目線での選び方

ここまで、読んでいただければカーテン・ブラインドのことを、ほぼ全て知ったと言っても過言ではありません。それでは、最後に部屋のパターンごとにオススメのタイプをご紹介していきます。

視線を気にしない場合のオススメ

バーチカルブラインド

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バーチカルブラインド〜

やはり一番オススメしたいのはバーチカルブラインド。
見た目がスッキリして、洗練された雰囲気になります。採用する際のポイントは以下の点に注意

・天井から床までぶら下げる
・外からの視線が気になる場所には向かない

レースカーテン

レースカーテン〜

レースカーテンは自然光がたっぷり確保できるので「インテリア映えする」のがオススメポイント

薄手の麻生地カーテンとふみ合わせて、ふんわりとした優しい雰囲気を演出するのもオススメ。

・自然光を確保できる
・透け感がキレイ

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視線を気にする場合のオススメ

ハニカムスクリーン

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ハニカムスクリーン〜

ハニカムスクリーンはこちらのように上下で光の強弱をつけられるのがポイント
人目が気になる窓に設置する点を考えるとフレキシブルに調整ができる点がオススメ。

・高窓のような使い方ができる
・壁との一体感がある

ドレープ&レース

ドレープ&レース〜

原点回帰にはなるが、「ドレープ&レース」は万能で選択肢の多さがオススメ
他方、デメリットもあるので以下の点に注意することが重要

・天井からぶら下げて壁との一体感を出す
・カラーと素材はインテリアのテイストを意識する

ドレープカーテンのカラーの選び方については、YouTubeでもご紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。


〜まとめ〜

今回はカーテンとインテリアについて、各カーテン・ブラインドの特徴やオススメの活用場所をご紹介しました。
ぜひ、機能とインテリアの両方の目線でご自身の生活ステイルにあったタイプを選んでいただきたいと思います!

1.ドレープカーテンとは?
2.カーテン・ブラインドの意味
3.カーテン・ブラインドの種類
4.インテリア目線での選び方
5.まとめ

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